NEWS

意識する重要性

こんにちは
東京コーチング協会の
長瀬です。

今回は「意識する重要性」について
考えを深めたいと思います。

私は研修講師としても
様々な企業で登壇しております。

実はその研修が始まる前に
必ずチェックするポイントが
あります。

それは「挨拶」です。

感覚的ですが挨拶の目的を意識して
実践できている方は一割もいません。

特に一人ひとりの影響力まで踏み込む
リーダーシップ研修では
挨拶ができていない場合は
好材料として質問します。

「皆さんは、なんのために
挨拶をしていますか?」

ほとんどの場合は沈黙、
指名しても答えられません。
挨拶が完全に形骸化しています。

私の場合は
「挨拶は相手を受け容れ、
関係性を深める」
ためであり、
以下3点を意識して
実践しています。
・笑顔
・目を見る
・名前を付け足す
「○○さん、おはよう」

単に「おはよう」と言うのと
上記目的を意識して
実践するのとでは
反応は全く違います。

このように少し意識するだけで
「行動の質」が大幅に向上します。

では普段の仕事の場面で
考えてみましょう。

・目的、進め方などが関係者と
合意形成が曖昧なまま取り組んでいる
・前例踏襲で前からやっている作業を
漠然と繰り返している
・目の前の仕事に没頭して
全体を俯瞰していない

これらの事が少しでも
思い当たる場合は要注意です。
それは「目的意識」が
希薄になっているからです。

「やること」が目的になっており
それを通して
「何を実現/達成したいのか?」が
不明確なまま取り組んでいる
可能性が高いからです。

結果としてミスコミュニケーションや
手戻りなどを誘発します。

逆を言えばその部分は伸びしろであり
「意識を切り替える」ことで
大幅な質の向上につながる
要素でもあります。

これら一連のことは
「本人の思考パターン(習慣)」なため
無意識に考えてしまい行動しているため
本人だけでは中々気付けません。

講師やコーチなどの第3者からの
質問やフィードバックは、
相手が普段考えていない
領域に質問するため
多くの気付きがあり
意識を切り替える
チャンスになります。

お客様からもよく相談を受けます。
「指示しても返事だけで行動しない」
「対応していると報告を受けるが
状況は何も変わっていない」など

社員一人ひとりがなぜ動かないのか?
要因は様々です。

少なくとも行動を変えよう指示をしても
意識を切り替えないと
同じことが繰り返されます。

ぜひ抱え込まずTCAにご相談ください!
https://tca.tokyo/business/

東京コーチング協会
長瀬 隆

コラムを執筆したコーチ

長瀬隆 長瀬隆
ながせりゅう

役職・所属等

一般社団法人 東京コーチング協会 運営委員
ポールスター・パートナー株式会社 代表取締役

資格

東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
日本プロフェッショナル講師協会 認定講師
HRD社 DiSC®認定講師

プロフィール・メッセージ

<プロフィール> 1999年 富士ゼロックス入社し法人営業を13年 2010年 同社人事本部教育部で営業教育に携わる 2016年 同社シンガポールでグローバル営業教育に携わる 2019年 独立し組織開発コンサルに 202 […]