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AIコーチング体験記

こんにちは
東京コーチング協会の多田です。

9月2日(土)から
私が担当する
エッセンシャルコース(基礎コース)の
新しい期がスタートしました。

TCAでは
エッセンシャルコースの
最初のUnitに
「コーチングの考え方とマインドセット」
という内容を実施しています。

このことは
傾聴や承認など
基本スキルから
学習をスタートする
スクールが多いなか、
コーチのプレゼンスを
重要視する
TCAの特徴であり
プライドでもあると
私は考えています。

そのUnit1の最後
「コーチの役割と責任」
という項目において
こんなくだりが
あります。

“コーチングには
コーチの人間性が
大きく関係してくる。
人間性が乏しいコーチの
コーチングは、
間もなく人工知能に
とって代わられるだろう“

受講生の皆さんに
トレーナーとして
お伝えしながら
私自身が
身の引き締まる想いで
お伝えしている
内容です。

そして
これを契機に
ふと
AIコーチングって
どれくらい
実用的なのだろう?
と思い
とある会社の
会話型AIコーチと
お話をしてみました。
(文字ではなく音声です!!)

感想は
ここまで来ているのか(汗)
という驚き半分

この点は
人間にしかできないだろう
という安心半分
というところでした。

と同時に
自分(人間)が
コーチングをする
意義についても
考えさせられました。

そして
人間がするコーチングの
最大のアドバンテージは
フィードバックも含めた
オーダーメードの
“寄り添い”
にあると思い至りました。

顔色や声のトーンなど
ノンバーバルな情報を
全身で感じ取り
的確な
フィードバックや質問
あるいは
温かみのある
傾聴をすること

別の言い方をすると
感情を扱う
人間らしい部分は

いまのところ
AIには苦手だと
思われます。

裏を返せば
感情を扱う
コーチの人間性こそが
AI時代でも
選ばれ続けるコーチになる
秘訣かも知れません。

我々TCAは
スキル以上に
コーチとしての
人間性を大切にしている
スクールです。

コラムを執筆したコーチ

多田 雅彦 多田 雅彦
ただ まさひこ

役職・所属等

一般社団法人 東京コーチング協会 監事
株式会社シナプスワークス代表取締役
コーチ/組織開発ファシリテーター

資格

国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ
東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ
Points of YouⓇ認定エキスパート
シチュエーショナル・リーダーシップⅠ&Ⅱ認定講師
組織開発ファシリテーター(日本マンパワー) 
HOGAN認定コーチ
DiSC認定講師
戦略MGインストラクター
ファイナンシャルプラン技能士2級

プロフィール・メッセージ

◇プロフィール◇ 大学卒業後、大手総合精密部品メーカーのミネベア(現ミネベアミツミ)に入社。財務・経理・総合企画など、数字系スタッフとして20年間勤務。うち、半分は、シンガポール、中国上海の現地法人に財務のマネジャーとし […]