「コーチングとは何だ!
議論を始めよう Vol.6」
こんにちは!
東京コーチング協会の斎藤です。
コーチングのモデルのひとつに
GROWモデルがあります。
最初に現状から構想を
具体化するのではなく
ありたい姿から構想を
具体化していきます。
クライアントのビジョンを聴くのは
非常に楽しいプロセスです!
クライアントのビジョンは
聴いていてとてもワクワクしますし、
クライアントもイキイキと話を
してくれることが多いようです。
そしてこのビジョンが明確に
なっていればなっているほど
それに向けて考え、行動しようと
する気持ちが強くなります。
またビジョンを明確にしたからこそ
セッションゴールに向けて
一直線にセッションを進めることが
できるようになります。
言うまでもなくセッションは
目的ではなく手段であり、
ビジョン達成に向けて
行われるわけですから、
当然と言えば当然です。
仮にセッションのテーマが
現状の課題解決だとしても
その課題に対してほんとうは
どうしたいのかを明確に
することは大切です。
私は以前の会社で
マネジメントをしていた
10年前、
PDCAの前に
あえてVをつける、
V・PDCAというものを
考え、推奨していたことが
あります。
VISIONが明確ではないPLANが
うまく行かなかったとき、
検証段階でうまく行かなかった事に
フォーカスがあたり、
ほんとうはどうしたいのか、
に目が行かず迷走することが
多いと感じていたからです。
現在ではコーチングにビジョンを
明確にするプロセスがあることを
学び
よりビジョンに対する
認識が深まったと感じています。
さらに言えばPDCAサイクルは
コーチングを理解する上でも
とてもよいモデルだと
感じています。
この辺のお話は
東京コーチング協会の
TripleAプログラムの講座で
ビジョンを学ぶ時間や
コーチング・ブラッシュアップ
(会員勉強会)等でも
みなさんと議論を深めて
いきたいと考えています。
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斎藤 浩
・東京コーチング協会認定
プロフェッショナルコーチ
(TCAPC)
・国際コーチング連盟認定
プロフェッショナルコーチ
(PCC)
経営、企画、人材育成の経験を
経てコーチに転身。
現在は、コーチングの魅力、
可能性に魅了され、
日々学びを続けている。
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