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部下への効果的な「伝え方」とは?(1)

こんにちは!TCA編集部です。

7月に入り、うだるような暑さが続いていますね。
そんな暑さを象徴するように、昨日、近所で蝉が鳴いていました。
蝉の声は、これから夏本番がやって来ることを感じさせてくれます。

さて、今日は、「部下への効果的な伝え方」について、コーチングの観点からお話したいと思います。

コーチングのスキルというと、一般的には、「傾聴」「質問」などを思い浮かべると思いますが、これらは「伝える」というよりも「聞き(引き)出す」というニュアンスが強いのではないでしょうか。

なので、管理職の方が「傾聴」や「質問」のスキルを学んでも、部下指導で部下に伝えたいことがある時などは、「どんな伝え方をしたら良いのか?」と迷いが出てしまうようです。

迷いがあると、上司は部下へついついこんな対応をしてしまいます。

・忠告
・批判
・非難

ところで、これらの言葉の意味を調べてみると、面白いことがわかります。

・忠告
真心を込めて相手の欠点や過ちを戒め、諭すこと

・批判
相手の言動の誤りや欠点を指摘し、正すべきであると論じること

・非難
相手の欠点や過失を取り上げて責めること

・・・いかがでしょうか?

想像するに、これらの上司の対応は、程度の差こそあれ、部下の「自発的行動」や「成長」につながりにくいと感じさせるのではないでしょうか。

それでは、上司は部下へどんな「伝え方」をするのが効果的なのでしょうか。
次回のコラムでは、コーチング手法を使った効果的な「伝え方」についてお話したいと思います。