NEWS

「強みと弱み」は背中合わせ

こんにちは。
東京コーチング協会の長瀬です。

皆さんは自身の「強みと弱み」を
どう認識して、活かしていますか?

私は恥ずかしながら
「格好つけ」でした

できること(強み)を強調し
反対に「苦手なこと(弱み)」は
必死に隠そうとしていました。

だって
「弱み」を人に見せたら
「恥ずかしいし、

周囲からは
劣っていると評価される」
と思い込んでいました。

コーチとして
自己認識を深める過程では、
メンターコーチや仲間からの

フィードバック、
価値観の深掘り、
未完了を完了させる

などを通して
大きく考え方、捉え方
が変わりました。

それは・・・
「弱みを補完するために
 強みが立ち上がる」です。

私の場合ですと
弱み:緻密さ
「データ分析などの
緻密な細かい作業」
が苦手です。

強み:コミュニケーション
「議論が円滑な明るい場づくり」
は大好きです。

一見関係が無いように見えますが
行動スタイル分析のDiSC®診断をすると
私は楽観社交タイプでした。

その真逆にあるのが
緻密で正確タイプでした。

チームや組織においても
真逆タイプの人材を活用できると
補完関係が生まれます。

昔は緻密な作業に対して
助けを求められず
嫌々やっていました。
得意な人と比べて当然、
生産性は低いです。

最近は
「ごめん、これどうやったら
いいの?」
「よく分からないので助けて~!」
と正直に言うようにしています。

そうすると面白いことが起きます。
「馬鹿にされる」と
思っていたのですが、
周囲は笑いながら
「もっと早くいってよ」や
「分かっていたよ、
やっと言ってくれたね」など
受け容れて、助けてくれたのです。

自分の弱みを補完して貰いながら
他者の弱みを自分が補完できれば
チーム、組織のパフォーマンスが
さらに高められると感じます。

これまで弱みの扱いは
押入れに閉じ込めていましたが
今では感謝できるように
なりました。

同時にこの考え方は
他者に対しても判断軸として
出ていました。

無意識に「あたり前の条件」を
作り出し、
他者にもあたり前を
押し付けていました。

今では
「強み、弱みも含めて
あるがままの姿」を
見ようと強く意識しています。

自分の「強みと弱み」を
しっかり認識することで
言動も変わり、
周囲へ「プラスの影響力」に
つなげられると
実感しております。

皆様も、ぜひ一緒に学び
自己認識を深め、
より良い影響力を
発揮しませんか?

長瀬 隆/Ryu Nagase
東京コーチング協会運営委員
東京コーチング協会
プロフェッショナルコーチ
(TCAPC)