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チャレンジ

こんにちは。
東京コーチング協会の大谷です。

今日は「チャレンジ」について
書こうと思います。

会社の現場でもよく「チャレンジしろ」
と言われます。

そうは言ってもサラリーマンは
なかなかできません。

自分は開発現場が長いので、
QCDが何と言っても第一優先、

一人の担当者だった時は
チャレンジしている余裕なんて
まったくない、

また、チャレンジって言われても、
何したらいいのか、

そう思っていました。

でもこれは完全に間違いでした。

予測困難なVUCAの時代の到来によって、
やってみないと分からないことが
山ほどあって、

失敗しないとナレッジが獲得できないのに
躊躇して、結局今までと何も変わらない。

今までXXだったからこのままでも大丈夫、
これを前例踏襲・思考停止と言います。

チャレンジしないと失敗もできない、
つまり気付けないのですね。

最近ソフトウエア開発のプロセスも、
従来のウォーターホール型から
アジャイル型に移行しています。

ウォーターホール型は、
全部を要件定義して、
全部設計して、
全部テストして、

ですが

アジャイル型は、
まず一部作ってみてテストして、
どんなもんか確認して、
じゃあ次はこれ、

みたいな感じです。

タクシーGoというアプリは、
最初はタクシー呼ぶだけの機能でしたが、
今は支払いまでアプリでできる、

途中ユーザーの声を聴きながら、
10年かかってそこまで
できるようになったそうです。

まさにアジャイル型ですよね。

新し技術やプロセスを生み出すためには、
数多くのチャレンジ→失敗
というプロセスが欠かせません。

DX研修などでは、

「What(何に取り組むか)は
熟考してください。」
「How(手段、方法)は
やってみないとわからない。」
「やってダメなら次のHow」

それが普通ですと言っています。

そんな時代なので
コーチングでもクライアントに
できるだけチャレンジしてほしい
と願うばかりです。

行動が少しでも変わってほしい、
見えてくるものが変わるので、

心からそう思います。

大谷 敏

コラムを執筆したコーチ

大谷 敏 大谷 敏
おおたに さとし

資格

東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)

プロフィール・メッセージ

【経歴】 国立電気通信大学電気通信学部経営工学科卒業(1984年) 富士ゼロックス株式会社入社後、複写機/複合機のソフトウエア開発に従事(1984年~2015年) 富士ゼロックス株式会社にて、主にマネジャー層とリーダー層 […]