東京コーチング協会の渥美です。

いつもメルマガを読んでくださり、
ありがとうございます。

先日、高校の学年同窓会があり、
参加してきました。

卒業後30年以上経ちましたが、
初めての学年同窓会で、
200名近くの同窓生が集まりました。

中には、卒業後初めて顔を合わせる同窓生
もいました。勿論、歳を重ねていますので、
いいおじさん、おばさんになってました（笑）

それでも不思議なもので、実際に会うと
高校生活の景色がふっと蘇ってきました。

懐かしい同窓生の顔や声から、
視覚や聴覚が刺激を受けて、
閉じられていた過去の記憶の扉が開いた
感じでした。

脳科学の研究によると、
人の脳と五感は密接に関係していて、
視覚・聴覚・嗅覚への刺激により、
記憶を司る脳の部位である
大脳辺縁系の海馬が刺激されて、
記憶が定着しやすくなり、
思い出しやすくもなるとのことです。

更に、

景色や情景や感情は、
人間の行動や感情をコントロールして
思考する大脳の「前頭前野」に届き、

そこでインプットされた情報を処理
することで記憶に定着したり、
思考や行動を決定づけるような
大きな意味づけになるそうです。

コーチングでも五感を使って感じることを
大切にしますよね。

例えば、

印象に残っている過去の情景を思い出して
その場その時の感覚や感情を味わい
自己理解を深めたり、

イメージを見える聞こえる感じるレベルまで
ありありと描いてビジョンを明確にしたり。

五感で感じて感情が揺さぶられる程
ありありとビジョンや
ありたい姿を描くことができたら、
記憶にも定着し、行動も促す。

コーチングを通じた実体験だけでなく、
科学的な根拠に基づいていることが
分かりました。

ちなみに、
最も記憶に定着しやすいのは
匂いだそうです。

クライアントが
過去の出来事を思い出したり、
ビジョンを描く際に、

クライアントの覚えている
匂いや、想像する香りを
実際に嗅ぐことで、

その場面を詳細に思い出したり、
鮮明にビジョンを描くことに
役立ちそうですね！

私は、
クライアントが
五感で感じることができる
ビジョンを一緒に描けるコーチ
でありたいと思います。

ありたい姿になっている
未来のあなたには、