NEWS

傾聴の3つのポイント

こんにちは。
東京コーチング協会福岡支部
の丸地です。

 
こちらのメールを
ご覧いただいている方々は
すでにコーチングを行っている方や
コーチングに興味を持っている方が
大半だと思います。
 

ご存知の通り
コーチングでは、
5つの基本スキルを
使っていきます。
 

傾聴
承認
質問
フィードバック
提案/リクエスト
 

の5つですね。
  

どのスキルも
とても大切なのですが

コーチングを実践すればするほど

傾聴の大切さ、難しさに
気づくことが増えます。

 
これを読んでいる方の中にも
当てはまる方も
いるのではないでしょうか?
 

私自身も
最初はいかに効果的な質問をするのか
に苦心していたのですが

だんだんと傾聴に問題があることに
気づくようになっていきました。
 

コーチングにおいて、
傾聴こそが欠かせない土台と言えます。
 
 

私と同様
傾聴に課題を感じている方のために
今回は傾聴のポイントを
お伝えいたします。
 

 
傾聴について
学びを深めていく際には、
カウンセリングが
とても参考になります。

 
今回は、
『はじめてのカウンセリング入門 下』
という書籍より、
「よい傾聴のポイント」をご紹介します。
 

著者の諸富先生は、
傾聴のごく初歩的なポイントとして
以下の3点を挙げています。
 

1.余計なことを言わない
2.解決しようとするな。わかろうとせよ
3.不思善悪

※諸富祥彦『はじめてのカウンセリング 下』
誠信書房より引用

 
詳細は書籍を
お読みいただきたいのですが、
いずれもコーチングでの
傾聴においても
必要なポイントだと思います。

 
ご自身の傾聴を振り返ってみて
いかがですか?

どれくらい
このポイントを守れていますか?

 
個人的には、

「解決しようとするな。わかろうとせよ」

というポイントは
とても大切だと考えています。

 
コーチングを行う中で、
ついアドバイスをしたくなる
という相談を
受けることが多くあります。

 

ご存知のように、
コーチングでは基本的には
アドバイスをしないので

アドバイスをしそうになるのを
我慢するという方も
多いと思います。
 

しかし、
このポイントに当てはめるのならば
アドバイスが浮かんできた時点で

実は傾聴ができていない
ということになります。
 

そうです。
「解決しよう」としてしまっているのです。

 

純粋に
クライアントの声に耳を傾け
わかろうとすることが
大切なのです。
 

純粋に
ただわかろうとする過程においては
アドバイスは
出て来ようがないのです。

 
 
いかがでしょうか?

皆さんの傾聴スキルを高めることに
少しでも役になったのであれば、
幸いです。

 
奥深い傾聴の世界を、
東京コーチング協会で
一緒に探求しませんか?
 

丸地見典