AI時代における「本質的なコーチング」　新たな使命─TCA10周年「コーチング祭」に共に立ち会いましょう

東京コーチング協会（TCA）のメルマガをご覧の皆さまへ

いつもTCAの活動にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
数年前、AIの専門家から「いずれAIがコーチングをする時代が来る」と聞いたとき、それはまだ未来の話だと感じていました。
しかし、今や、AIは高度な自然言語処理や学習アルゴリズムを駆使しクライアントの言葉のニュアンスや感情のトーンを分析し、
個別のニーズに応じたコーチングを提供できるまでに進化しています。
具体的な目標設定や進捗管理においては、AIが人間のコーチに匹敵する、あるいはそれ以上のパフォーマンスを発揮することも珍しくありません。
こうした時代の変化の中で、私たちが担う「本質的なコーチング」の価値が、ますます際立っています。

AI時代にこそ必要とされる「本質的なコーチング」とは

AIがいくら進化しても、私たち人間のコーチにはできるけれど、AIには不可能なことがあります。
それは、次の2つの力です。

1. 言葉には表れない『本当の想い』や『微細な感情』を感じ取る感性

　• AIは、言語データや声のトーン、表情などから『推測』することは可能ですが、あくまでそれはパターン分析に基づくものです。
　• 一方、人間のコーチは、相手のエネルギーや場の雰囲気、そして言語化されない潜在的な感情に直接アクセスすることができます。

2. コーチのプレゼンス（存在感）を通じてクライアントに与える『変容を促す影響力』

　• AIは的確なアドバイスを提供したり、励ましの言葉を送ることはできますが、人間同士の対話で感じる『温かみ』や『安全な空間』を創り出すことはできません。
　• 特に、クライアントが自己の内面と深く向き合い、本来の自分を見つけていくプロセスにおいては、コーチの存在そのものが、言葉を超えた内面的な変容を
　 引き起こします。

AIコーチは、具体的な目標の設定や計画の実行、成果を上げるためのサポートには非常に優れています。
しかし、人生の本当の価値や目的を見つけたり、自分を超えた大きな視点から物事を捉えたりする過程においては、言葉には表れない想いや、
心の奥にある微妙な感情に寄り添える人間のコーチの存在が欠かせません。
私たちは、これまでにも増して「人間らしいコーチング」を提供することで、クライアントや社会に貢献できる機会を迎えています。

TCA10周年「コーチング祭」
—私たちが次のステージに進むための大切な機会—

7月26日に有楽町の東京国際フォーラムで開催される「コーチング祭」はTCAが10年間培ってきた価値を示すだけでなく、私たち一人ひとりが
「本質的なコーチング」と向き合い、再確認する機会です。

　•AI時代におけるコーチの使命を共に探求する場
　•自分自身のコーチとしての在り方を見つめ直す時間
　•多くのMCCやPCCから得られる目に見える学びと、目に見えない「在り方」や「エネルギー」を受け取る場

皆さまにお伝えしたいこと

私たちがすべきことは、自分の内なる声に耳を傾け、自分にできる努力を積み重ねることです。それは、他者と比べて多い少ないではなく、
「今の自分にできることを実践する姿勢」にあります。

1.「本質的なコーチング」にどう向き合うのかを、自分の言葉で語れるようにしましょう。
2.「コーチング祭」を通じて、TCAのビジョンを共有し、共に学び合いましょう。
3.お知り合いやクライアントの方にも、この特別な機会を自然体でご紹介ください。

私たち一人ひとりが、TCAの「本質的なコーチング」の価値を自覚し、その在り方を実践することで、私たちの存在が日本、さらには国際的な
影響力を持つ組織として成長すると信じています。

7月26日、東京国際フォーラムでお会いしましょう。
参加者が一堂に会し、場の『一体感』や『活力』が自然に生まれる場。それが『コーチング祭』です。
皆さんがこの特別な場に立ち会い、共に「本質的なコーチング」の未来を築いていけることを、心より楽しみにしています。
ぜひカレンダーに予定を入れてください！

東京コーチング協会（TCA）
理事 丸山達哉

まだお申し込みは出来ませんが、こちらから概要（予定）を見ることができます
https://tca.tokyo/learncoching/seminar/detail/389/

共に、私たちが信じる「本質的なコーチング」の価値を、次の時代へと紡いで参りましょう！！