チームコーチングの実際:某実業団へのチームコーチング

こんにちは。
チームコーチングコーストレーナーの大坪タカです。

チームコーチングコースの第二期説明会、 絶賛開催中です。
お気軽に説明会にご参加くださいませ。
https://tca.tokyo/enquete/teamsetumei/

今回は、実際の案件について
少しだけご紹介させていただきます。
それは、
某実業団へのチームコーチングです。
そもそもの依頼は、秋に行われる大会で
今よりもよい成果を残したいというご相談から
チームコーチングをご提案し
実施の運びになりました。

私自身はスポーツについては
全く門外漢であるのですが、
チームや組織のパフォーマンスを
高めていくということでは、
企業の組織やチームについても
全く同じなんですね。

ただ、
スポーツは結果がはっきり出る世界なので、
参加する皆様も真剣です。

「チームコーチングの流れ」

チームコーチングは、大きく言うと、
「見える化」⇒「(ガチ)対話」
⇒「未来づくり(アクション)」
のステップで行っていきます。

実は、そのうち一番重要なのは 
「見える化」 なのです。

「見える化」というのは、
チームや組織の水面下にある想いや考え、
気持ちや感情を表面化することです。

集団や組織の中では、
本当に思っていることを言えているかというと、
そんなことは無いわけです。
敢えて言わないことも沢山あるわけです。

それは、組織や集団を上手く機能させるための
智恵でもあるのですが、
同時に遠慮や気遣い、忖度にもつながります。

さらには
セクショナリズムにつながることもあります。

ただし、
言いたいことを言えるようになれば
いいわけではありません。
そこには、 “摩擦”や“寝た子を起こす”
リスクもあるわけです。

だからこそ、 対象者を誰にするのか、
セッションの時間や回数をどうするのか、
セッション間の間隔やその間に取り組んでもらう
アクションなど、 戦略や段取りが大切になってきます。

また、 定期的にスポンサーとの
ミーティングを行うこともとても大切になるのです。
この点は、パーソナルコーチングと
大きく異なる点だと思います。

「某実業団で実際行っていること」

今回、事前に関係者に個別インタビューを行い、
チームの見立て(強みや課題といった仮説)を行いました。

実際、チームに対する見え方は
立場や役割によって違ってきます。
このインタビューを通じて、仮説を構築しました。

その仮説に基づいて、内容を決めました。
実際にはインタビューの前に
概要(提案書)を出して了承をもらうので、
提案時点と実際のギャップを埋める
作業も大切になります。

ちなみに、
今回インタビューして見えてきた事は、
指導者チームの存在です。
インタビューの結果、
指導者チームも含めて
チームコーチングをしてくことが
パフォーマンス向上に大切である
という結論にいたりました。

そのため、
セッションでの内容や進め方を修正するなど、
バタバタしたところもありますが、
やはりチームが変わっていく
その変化に立ち会えるのは
コーチ冥利につきますね。

セッションで行った事は、
メンバー間の相互理解、
チームメンバーでの協働関係づくり、
メンタル強化、
チームとしてのアクション決め
などです。

(詳しく学びたい方はぜひ説明会に お越し下さい)

今後は、このチームの自走を促すことが
ポイントになってきます。

パーソナルコーチングも同様だと思います。
コーチがいるときはよいが、いなくなったら
元に戻ってしまうのでは意味がありません。

チームコーチングの醍醐味

チームや組織は生き物です。
こうすればよいといった
決まったやり方があるわけではありません。
だからこそ、気が抜けないのですが、
パーソナルコーチングの10倍大変かもしれませんが、
チームコーチングのやりがいや喜びは100倍、
いや、1000倍あると感じています。

ご興味をお持ちの方はぜひ説明会にお越し下さいませ。

東京コーチング協会
理事 大坪タカ

大坪 タカ

Otsubo Taka

東京コーチング協会 理事
資格
  • ・国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)
  • ・米国CRR Global認定 組織と関係性のためのシステムコーチ(ORSCC)
  • ・キャリアコンサルティング技能士2級
  • ・中小企業診断士
担当コース
  • 組織コーチングコース
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