2023/03/17
そのフィードバック、受け取ってもらえてますか?
こんにちは
東京コーチング協会の多田です。
先日は、私が担当する Essentialコース38期のメンバーと
「フィードバック」について一緒に学びました。
まず、皆さんに
「フィードバック」という言葉のイメージを聞くと
・人事評価面談で、上司から 詰められたことを想い出す
・CS(顧客満足度調査)で厳しい意見をもらった
・緊張する
とネガティブなイメージがたくさんでてきました(笑)
さらに、「受け取れなかったフィードバック」 では
・的外れなもの
・(私のことよく知らないのに)決めつけられた
・(正論だけど)あなたに言われたくない
「いままで役に立ったフィードバック」 では
・自分のことを真剣に心配してくれている気持ちが伝わってきた
・自分の気づいていない部分を指摘してくれた
・尊敬している人からだった
などのお話がでてきました。
コーチングにおけるフィードバックは、
評価せず「鏡」のように、
淡々と事実を伝え返すことが原則になります。
私は、風呂上がりに体重計に乗りますが
体重計は「良い」とも「悪い」とも言いません。
ただ、淡々と○○キロですよと表示してくれるだけです。
それを見て私が勝手に
「もっと運動しなくちゃ」などと
自分の行動を振り返っているだけです。
もしも体重計が
「いけませんねぇ。また太りましたよ」
「これでは、長生きできませんよ」
などと、 評価してきたらどうでしょう?
二度と乗りたくないですね(笑)
このように評価・判断の入ったフィードバックは
受け取りたくないのが人間ではないでしょうか?
では、どんな伝え方なら
フィードバックを受け取ってもらいやすいでしょうか?
TCAの講座では、
効果的な伝え方、留意点を分かりやすくお伝えしています。
でも 伝え方以上に大事なことがあります。
それは信頼関係に他なりません。
人は正論だけでは動きません。
「この人の言うことなら・・・」 と思ってもらえるかが
とても重要だと考えます。
コーチングであれば
コーチのあり方(=プレゼンス)が 鍵になる
ということです。
TCAはコーチングスキルのみならず
コーチングプレゼンスを磨くスクールです。
一緒にフィードバックを受け取ってもらえる
コーチを目指しましょう。
多田 雅彦
Tada Masahiko
株式会社シナプスワークス代表取締役
- 資格
-
- 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ
- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ
- Points of YouⓇ認定エキスパート
- シチュエーショナル・リーダーシップⅠ&Ⅱ認定講師
- 組織開発ファシリテーター(日本マンパワー)
- HOGAN認定コーチ
- DiSC認定講師
- 戦略MGインストラクター
- ファイナンシャルプラン技能士2級
- 担当コース
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- エッセンシャルコース
- エッセンシャルキーストーン