2025/12/15
独立プロコーチに必要な事とは “学びの言語化で自分を超える” その25
こんにちは、柴山甲子朗です。
気づけばもう12月も後半。街はイルミネーションに包まれ、今年も終わりに近づいてきました。
この一年を振り返るとき、私の中で強く残っている学びのひとつが、先日の「マスターコーチセミナー」での体験でした。
◆マスターコーチの技は、分解できる
士野さん、丸山さんという熟達のマスターコーチのセッション。まさに圧巻でした。
あの時間の中で、何度も感じたのは、「すごい」「自分にはまだできない」という圧倒的な感覚。
けれど、同時にこうも思ったのです。
「この技術は、ちゃんと分解すれば“真似できる部分”と“熟達によってにじみ出る部分”に分けられる」と。
私たちがやるべきは、“真似できる部分”を丁寧に拾い上げることです。
そして、それを言語化し、構造化し、自分のものとして習慣化していくこと。
◆自分で分解できないときは、誰かに頼ろう
「なんかすごい」と感じたそのセッション。言語化しようとしても、うまくつかめないときもあります。
そんなときこそ、メンターやトレーナーの力を借りて、自分の理解との差分をつかむことが必要です。
わからないことを「わからないまま」にしない。そこに、成長の一歩があります。これが一緒に学ぶということです。
人は自分のレベルで情報を受け取ります。自分の受信機がチープだと、学びも深くてもチープに移ります。
自分のとらえ方だけが学びの情報量の真実ではないということです。
◆学び方の“質”が、その後の伸びを決める
知識を得るだけでは、プロにはなれません。プロとして成長し続ける人は、「学び方」にこだわっています。
•どう受け取ったか?
•どう解釈したか?
•自分にとってどう応用できるのか?
このプロセスに、言語化と構造化の視点が不可欠です。
◆“波動”から学ぶということ
今回、三島研究所でセミナーをリアルに体験して、あらためて感じたことがあります。
それは、「場のエネルギーから人は学ぶ」ということ。マスターコーチたちの佇まい、呼吸、言葉のリズム。
それらすべてが、“波動”となって伝わってくる。朱に交われば赤くなる。
だからこそ、「どんな場に身を置くか」が、自分のエネルギーと成長を大きく左右するのです。
◆今日の問い
「2025年、あなたは“何を学び”、どんな姿勢で成長してきましたか?」
「そして2026年、どんな学び方を選びますか?」
今年も、こうして言葉を届けられることに感謝しています。
あなたの学びが、来年さらに深く、確かなものとなることを願って。
また来年も、共に成長していきましょう。
いつでも、あなたを全力で応援しています。
柴山甲子朗
柴山 甲子朗
Shibayama Koshiro
アビリタ株式会社 代表取締役
- 資格
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- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
- 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ
- ㈱ビジネスコーチ パートナーエグゼクティブコーチ
