独立プロコーチに必要な事とは "仲間を作る"　その20

こんにちは、柴山です。
暦の上では春ですが、まだまだ寒さが残る2月ですね。
2025年もすでに1か月が過ぎましたが、皆さんのスタートダッシュはいかがでしょうか？
新しいチャレンジを始めた方もいれば、まだ思うように動き出せていない方もいるかもしれません。
今日は、「仲間を作る」 というテーマでお話したいと思います。

1. 独立すると情報が閉ざされる？
独立プロコーチとして活動を続けていると、知らず知らずのうちに「情報の偏り」が生まれることがあります。
特にオンラインが発達した現代では、自宅や事務所で仕事が完結してしまうことも少なくありません。すると、次のような問題が発生します。
・ 情報が偏る→ 時代の流れに取り残される
・ 刺激が少なくなる→ 自己成長のスピードが落ちる
・ 新しい出会いがない→ 仕事のチャンスが減る

以前のメルマガでもお伝えしましたが、仕事は「人」を通じてやってくるものです。
つまり、あなたが外に出て、仲間を作り、つながりを広げることが「仕事を創る」 ことにつながります。

2. 「友達」ではなく「仲間」を持つ
ここで大事なのは、「友達」ではなく「仲間」 を持つことです。
もちろん、友達との時間も楽しく、刺激になりますが、独立してビジネスを続けていくためには、同じ目的やミッションを共有する仲間が不可欠です。
仲間と一緒にいると、こんなメリットがあります。
・ 最新の情報をキャッチできる
・ 自分が成長する刺激をもらえる
・ 大きなプロジェクトのチャンスが生まれる
・ 仲間の力を借りることで、1人ではできない仕事ができる

「誰とつながるか」が、あなたの未来を決めると言っても過言ではありません。

3. 仲間とどうつながる？
では、具体的にどのように仲間を作ればいいのでしょうか？
① 貢献することで、つながりを広げる
まず、仲間を得るには「貢献する姿勢」 が大切です。情報をもらうばかりではなく、自分も積極的にギブする。
・「こんな本が役に立ちそうですよ」と情報をシェアする
・ 「この人とつながるといいかも！」と紹介する
・ 「一緒に何かやりませんか？」と新しい企画を持ちかける

仲間のために動くことで、結果的に自分にも新しい情報やチャンスが巡ってくるのです。

② SNSだけでなく、リアルの場に出る
オンラインのつながりも重要ですが、それだけでは不十分です。リアルな場で顔を合わせることで、信頼関係が生まれます。
リアルとオンライン、両方の場でつながりを作ることが重要です。
・セミナーや交流会に参加する
・ 勉強会やワークショップに顔を出す
・ TCAのイベントに参加する

もし「どこに行けばいいかわからない」という方は、TCAの勉強会や飲み会に行くだけでも、新たな出会いがあると思います。

4. どんな仲間を持つべきか？
独立プロコーチとして生きていくためには、以下のような5つのコミュニティ に参加することをおすすめします。
① プロコーチの仲間
コーチングのスキルを高めるために、お互いに切磋琢磨できる仲間。

② 自分が関わりたい業界の人々
コーチングを提供する対象の業界に関わる人とのネットワークを作る。

③ 心理学や講師などの仲間
コーチングと相性の良い分野のプロとつながることで、仕事の幅が広がる。

④ 起業家の仲間
ビジネスの視点を学び、仕事を広げるヒントを得る。

⑤ TCAの仲間
コーチとしての「志」を共有できる仲間とつながる。
感覚的には、5つくらいのコミュニティに参加する習慣をつける と、より安定した基盤が作れると思います。

5. 「大きな仕事」をするために
独立プロコーチとして仕事をしていると、「1人では対応できない大きな案件」 に出会うことがあります。
例えば、企業研修の依頼や経営者グループの継続的なコーチング など、1人ではカバーしきれない仕事が出てくるのです。
そのときに、仲間がいればチームで対応できる。そして、大きな仕事を成功させることで、さらに新しい仕事につながる。
これは 仲間を持つ最大のメリットかもしれません。

まとめ
仕事は人を通してやってきます。もし、最近「仕事がなかなか増えない」「情報が入ってこない」と感じるなら、
まずは 「人と会う量を増やす」 ことを意識してみましょう。
・家でPCばかり見ているなら、外に出る。
・ なんでもいいので、人の集まるところに行く。
・ 自分からコミュニケーションを始める。

コーチは、「コミュニケーションを始める人」でありたいですね。
まだ寒い季節ですが、春に向けて新しい出会いを求めて行動するには絶好のタイミングです。

今日の問い
「2025年はどんなコミュニティに参加しますか？」「そして、どんな仲間を作りたいですか？」

私は、コーチとして本気で生業として生きていきたい人 とつながりたいです。いつでもメッセージを待っています。

柴山甲子朗