コーチングプロセス2

みなさんこんにちは! 東京コーチング協会の斎藤です。
今日は以前に寄稿したことのあるコーチングプロセスについてあらためて書いてみたいと思います。
(以前のコラム↓)
https://tca.tokyo/news/columns20231218/

コーチングのプロセスを示した代表的なモデルであるGROWモデル、そして当協会オリジナルのモデルの10ステップと
このふたつを中心に 当講座ではプロセスを学びます。
コーチングプロセスを示したモデルとは、そもそもどのような経緯で型が作られていくのでしょうか。
モデルは先人の経験則と知恵をベースに、実行、仮説検証される中で、 クライアントに安定的でよりよいベネフィットを提供できると
証明されていった結果として型が作られていったのだと思います。

逆に言えばこのモデルに 則らないことは クライアントへのベネフィットを 低下させるということでもあります。
コーチングはクライアント中心でクライアントのすべてを勘案して(真の意味でのすべて!) セッションが進められていきますので
モデルに縛られすぎてはいけませんが、縛られるというのはそもそも縛るもの、つまり、モデルを理解し、使えるようになっているからこその表現であり、
そこの縛りを時に崩しつつも、軸はなくしていないのでコーチとしてのベネフィットをクライアントに提供できるということになります。
軸がない状況でのセッションは 時にコーチの気分や視点で、クライアントの感情や思考に触れるようなとても危険な状態で進んでしまう
可能性があることをコーチは認識する必要があります。

よって、軸としてのプロセスをしっかり根付かせるためにも前回のコラムでも書いたとおりに
プロセスを単なる流れとして捉えるのではなく、前後の 関係や背骨のようにつながる一貫性を理解する必要があります。

このようなお話は、 私が担当する 東京コーチング協会の エッセンシャルコースでもみなさんと議論を深めていきたいと考えています。

斎藤 浩

斎藤 浩

Saito Hiroshi

東京コーチング協会 理事
資格
  • 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
  • 国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)
  • Points of You®認定エバンジェリスト
  • Gallup社認定ストレングスコーチ
  • ICF PCCマーカーアセッサートレーニング修了
担当コース
  • エッセンシャルコース
  • エッセンシャルキーストーン
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