2024/05/06
コーチングマインド
こんにちは。
東京コーチング協会の渥美です。
GWも最終日ですね。
皆さん、どのようなGWを
過ごされましたか?
GW後半の東京は夏日もあり、
まだ5月ですが夏が近づいている
感じがしますね!
夏といえば、TCAの
「コーチング祭」です!
今年は7月27日(土)10:00-17:30
で開催します!
今年は、「コーチングでつながる」
をテーマに、コーチングって何?
という方からプロコーチまで、
どなたでも参考になる内容と
なっています。
コーチングのベースでもある
自己理解やウェルビーイングに
ついて、豪華なゲストをお招きして
開催いたします。
5月末までのお申し込みで
早割が適用されますので、
この機会に是非お申し込み
ください!
お申し込みはこちらから↓
https://tca-coachingmatsuri-2024.peatix.com
さて、私もコーチングって何?
という頃がありました。
私がコーチングに出会ったのは
約11年前で、部下育成に
悩んでいたことがきっかけでした。
当時あるコーチングスクールの
説明会に参加して、
コーチングが部下の育成に
役立つ可能性を強く感じ、
学ぶことを決めました。
どのように部下を育てれば
良いのかわからなくなり、
濃い霧の中を彷徨っている
ような私にとっては
一筋の光のようでした。
コーチングを学び始めたことで、
まずは部下と1on1の時間を
確保してしっかりと向き合い、
部下の話をよく聞くように
なりました。
逆を言えば、そんな当たり前の
こともやっているつもりでしたが、
できていなかったということ
です・・・。
強みを認めて仕事に活かすよう
アドバイスしたり、本人の能力を
伸ばすために何をすれば良いか、
活用できるリソースは何かなども
話し合うようになりました。
ただ、コーチングを学んだことで
全てが順風満帆になった訳では
ありませんでした。
私は部下を育てる役割なのに、
部下の成長を素直に喜べない
自分がいることを感じた時期も
ありました。
その当時の私のコーチから
フィードバックを受けたことで、
「部下が成長することで、
自分の存在意義や存在価値が
下がるのではないか」
と心のどこかで恐れている
自分がいることに気づきました。
コーチから
「渥美さんの部下が物凄く大きな
成果を出したら、渥美さんは社内で
どう評価されるのですか?」
という質問をもらったことで
視点が広がり、
「そんな部下を育てた自分も高く
評価される」ということに
気づきました。
今では「出る杭はもっと出ろ」
「自分を超えろ」と常に思いながら
マネジメントをしています!
今になっては、なんでそんなことに
恐れていたのかと不思議ですが、
振り返ると当時の私は
部下を育てるためと言いつつ、
潜在意識では自分のエゴを
満たすためにコーチングを学んで
いたのかもしれません。
コーチングを学ぶことで
様々なスキルを習得できる
と思いますが、それだけでは
良いコーチにはなれません。
当たり前のことかもしれませんが、
まずは目の前にいるクライアント
に真摯に向き合い、自分ではなく
クライアントに矢印を向ける
マインドがなければ
学んだスキル本来の力を発揮
できません。
ICFコア・コンピテンシー02に、
“コーチングマインドを
体現している“
とあります。
定義は、
“開放的で、好奇心を持ち、
柔軟性があり、クライアントを中心
に据えた、思考態度を開発し、
維持している“
です。
Triple Aの講座を通じて、
このようなコーチングマインド
についても一緒に学びを
深めましょう!!
渥美 貴生
渥美 貴生
Atsumi Takao
- 資格
-
- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
- 国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)
- The Coaching Clinic® from Corporate Coach Uファシリテーター
- 担当コース
-
- エッセンシャルコース