2023/12/25
視点を変えるために役立つもの
みなさん、こんにちは!
東京コーチング協会の斎藤です。
世の中には 自己肯定感を高めるとか、
強みを認識するとか、自信を持つための〇〇など
自分自身を信頼するための方法や
気持ちの持ち方などの情報が溢れています。
でも、なかなか本を読んでも
その通りにならないことも多いのではないでしょうか?
コーチングを学ぶ中でクライアントの自己認識の重要性を問います。
クライアントご自身にフォーカスし、
クライアントの経験や資質、強み、価値観、信念や使命、
人脈や知識などあらゆるものを棚卸していき、
そこにどれだけの価値があり、今後のどのように活用できるのか、
を問うことは大切なプロセスです。
ひとりではそれに価値があるのかどうかわからない、
だからこそコーチの 役割は重要であり、
クライアントが自己を認識してその活用を考え、
実行できるよう意識してセッションに取り組みます。
以前、あるクライアントとのセッション契約時に
考えたいテーマを聴かせてもらった上で、
セッションを通じて強みを見つけたいという
リクエストをもらったことがあります。
そこでセッションの際はクライアントの話から
強みだなと感じた瞬間に即フィードバックをかけることに決めて
セッションに臨みました。
そして強みを伝えると、クライアントは
「えっ、それって強みですか??」という反応が起こります。
なので「過去の経験でそれを発動させて活用できた経験で
思い出せることありますか?」といった質問を投げかけてみると
「そういえば」と言って楽しそうに、且つ力強く思い出を語ってくれます。
「では、それを強みだと仮定した場合、
どのように活用できそうですか?」と
現在のテーマや生き方に関連づけるような質問をしてみたりします。
こんなやり取りを繰り返しているうちに
強みと思われるものがどんどん貯まっていき、
ある日、クライアントに「強み貯金」として
「こんなに貯まったよ」と提示したことがあります。
クライアントが「こんなにたくさんの強みがあった!」と驚き、
喜んだのは言うまでもありません。
積極的なクライアントだったので
強み貯金を活かしたアクションを決めて、実行し、
結果を出して、次のアクションへつなげていく、
そんなクライアントを見ることはコーチの最大の喜びだと思います。
このようお話は、私が担当する東京コーチング協会の
TripleAプログラム、エッセンシャルコースでも
みなさんと議論を深めていきたいと考えています。
斎藤 浩
Saito Hiroshi
- 資格
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- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
- 国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)
- Points of You®認定エバンジェリスト
- Gallup社認定ストレングスコーチ
- ICF PCCマーカーアセッサートレーニング修了
- 担当コース
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- エッセンシャルコース
- エッセンシャルキーストーン