数字に込められたメッセージ

こんにちは。

東京コーチング協会の渥美です。

さて、皆さんは下の数字を見て、何を思い浮かべますか?

8, 30, 75, 100 すぐにピンときた人もいるでしょう。

そう、これは、TCAACやICF ACCの受験資格として

必要なコーチング実践経験に関する数字です。

・最低「8」名のクライアントに

・合計「100」時間以上の セッション実践

・その内、「75」時間は有料

・そして、コーチ同士の相互コーチングの時間は

「30」時間までです。

あくまでも私の解釈ですが、

私は、この数字にとても意味があると思っています。

まず、8名という数字。

1名のクライアントに対して100時間の

コーチングセッションでも同じ100時間です。

でも、それを認めていないのは、

コーチングがクライアント中心で

テーラーメイドだからだと思います。

世の中に一人として同じ人は存在しません。

クライアント数が増えれば増えるほど、

テーラーメイドの経験値も上がります。

そのため、

最低でも8名のクライアントと向き合うことで、

違いを実感し、テーラーメイドの大切さを学びなさい、

という意味が込められているように感じます。

次に、100時間のコーチング。

8名のクライアントに合計100時間のセッションを

実践するには、1人あたり12.5時間必要です。

2週間に1回1時間のセッションで約半年です。

計算上は、1時間の単発セッションを

100人のクライアントと行うことで

100時間のコーチングセッションを実践できますが、

現実的ではありません。

やはり半年など一定の期間を通じてコーチング経験を

積むことが求められているのだと思います。

また、100時間の内25時間は

無料セッションが認められます。

これは、先ほどの計算だと12.5時間 x 2名

仮に4名だと、1人当たり6.25時間分になります。

まずは無料でも良いので、

異なる2~4名のクライアントに

3ヶ月~半年程度の期間のコーチングに

チャレンジしなさいというメッセージと捉えています。

そして、最後に、

コーチ同士の相互コーチング時間の30時間は

TCA独自の要件ですが、コーチ同士の相互コーチングは

相手のコーチの気持ちが わかるだけに、

お互い合わせようとしてしまいがちです。

したがって、

45時間は有料クライアントと

真剣勝負のコーチングの実践経験を積んでほしい

という願いが 込められているのです。

4名の有料クライアントと 12.5時間のセッションを

行うことで50時間達成します。

まずは、

2名の無料クライアントと

2名のコーチ仲間と

2週間に1度のペースで

半年間コーチングを実践してみるのも

一つの方法かもしれません。

それにより、エッセンシャルコースで学ぶ

プレコーチングから振り返りまで

一通りのプロセスを実践することができ、

有料クライアントを獲得する自信にも

つながるのではないでしょうか?

皆さんは、その数字からどんなメッセージを

受け取りますか?

渥美 貴生

渥美 貴生

Atsumi Takao

東京コーチング協会 運営委員
資格
  • 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
  • 国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)
  • The Coaching Clinic® from Corporate Coach Uファシリテーター
担当コース
  • エッセンシャル
無意識の反応から解放される
GROWモデルのRの存在
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