2023/08/04
コラム
共感は難しい
こんにちは
東京コーチング協会の多田です。
みなさんは
NHK連続テレビ小説 「らんまん」
ご覧になっていますか?
子供の頃は勝手なイメージで
“朝ドラは老人がみるもの”と思い込んでいましたので
私もすっかり老人です(笑)
さて、今週(第18週)は
月曜日から見ていて辛くなりました。
田邊教授が万太郎を罵倒するシーン
実に4分半、見ているこちらがいたたまれなくなり
見るのを止めようかと思ったくらい
嫌な気持ちになりました。
これは共感力が高いからなのか・・・
最近では繊細で敏感な気質として、
HSP(Highly Sensitive Person) という言葉も
よく聞くようになりました。
そこまで敏感になると生活に支障がでるでしょうが
コーチにはある程度の共感力は必要だと思います。
ただし、なんでもかんでも
「そうですよね~」「お気持ち凄くよくわかります~」
と共感するのは
コーチとしてはどうでしょう?
「自己一致 しているなら問題ない」
とは言えないと考えます。
なぜなら、どうあがいても
その人と全く同じ立場・状況にはなれないから・・・
自分勝手な思い込みで
相手の気持ちを想像しているに過ぎないから・・・
安易な共感に対しては
「私の気持ちがあなたにわかるの?」と
ラポールが壊れることもあるでしょう。
では どうしたらよいのか?
私は「あなたのことを 本当にわかりたい」
と思っているという気持ちだけは持ち続けつつ、
安易な共感をしないようにしています。
みなさんは どうですか?
多田 雅彦
Tada Masahiko
東京コーチング協会 運営委員
株式会社シナプスワークス代表取締役
株式会社シナプスワークス代表取締役
- 資格
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- 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ
- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ
- Points of YouⓇ認定エキスパート
- シチュエーショナル・リーダーシップⅠ&Ⅱ認定講師
- 組織開発ファシリテーター(日本マンパワー)
- HOGAN認定コーチ
- DiSC認定講師
- 戦略MGインストラクター
- ファイナンシャルプラン技能士2級
- 担当コース
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- エッセンシャルコース
- エッセンシャルキーストーン