私達は経験から学ぶのではない

こんにちは。

東京コーチング協会 福岡支部の丸地です。

私は以前、高等学校の教員として働いていました。

また、現在も

資格試験の勉強を教える仕事をしていることもあり、

人がどのように「学ぶ」のか、

学習のメカニズムにとても興味があります。

勉強法やそれにまつわる脳の仕組みなどの

本などをよく読みます。

今回は、そんな中から

コーチングにも役立つ言葉をご紹介します。

「私達は経験から学ぶのではない。

経験を振り返ることから学ぶのだ。」

−−哲学者ジョン・デューイ

教育の歴史を学ぶと必ず登場するデューイの言葉です。

この言葉、どう感じますか?

確かに!と思う方も多いかもしれません。

経験を振り返って初めて学べる。

だからこそ、コーチングは効果的であり、

誰もが身につけるべきだと思います。

この記事をご覧になっている方の全員が

プロコーチを目指しているわけではないと思います。

現在の会社における部下指導やマネジメントに

活用したいと考えている方も多いと思います。

その一つのコーチング活用法が、

振り返りの支援、すなわち学習の促進です。

では、 振り返りを支援し、学習を促進するために

必要なことは何でしょうか?

実は使うスキルはとてもシンプルです。

それは、【具体化と抽象化】です。

まずは経験したことを具体的にしていきます。

具体的に何をしたのか、何をしなかったのか、

それによって具体的にどのような結果となったのか?

とにかく具体的かつ詳細にまずは振り返っていきます。

次に、具体的な振り返りを元に抽象化します。

その具体的な経験から、自分なりの教訓を聞いていきます。

つまり、何に気づいたのか、ということですね。

そして、この教訓を元に、

具体的に試してみる行動を聞きます。

私は「実験」という言葉を使うことが多いです。

教訓を元に何を実験するのかを具体的にしていきます。

こうしたことは、優秀な方は無意識のうちに行っています。

しかし、誰もができるわけではないので、

部下がこれを行いやすいようサポートすることが必要です。

コーチングを活用し、学習を促進していくのです!

エッセンシャルコースでは、具体化と抽象化について、

1ユニットを使ってたっぷり学び練習します。

あなたも相手の学習を引き出す方法を身につけませんか?

丸地見典

丸地 見典

Maruchi Kensuke

東京コーチング協会 運営委員
株式会社maru-suru代表取締役
資格
  • 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
  • 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
  • 全米NLP協会認定トレーナー
  • 7つの習慣®for不動産ファシリテーター
  • LABプロファイル® マスターコンサルタント
  • LABプロファイル® 認定コンサルタント&トレーナー
  • 米国NLP&コーチング研究所認定 DSRトレーナー
  • タイムラインセラピー® プラクティショナー
  • 米国NLP&コーチング研究所NLP催眠療法認定プラクティショナー
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