コーチングの時間に何を提供しているか

「コーチングとは何だ！ 議論を始めよう Vol.7」

こんにちは！

東京コーチング協会の斎藤です。

さてコーチングの時間、

コーチはクライアントに何を提供しているのでしょうか？

私は「クライアントが 考する時間」を提供している、

という意識でセッションに臨みます。

逆に言えば

思考の邪魔をする行為をしないことにもなります。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、

なかなか訓練が必要です。

そのためには自分で意識することに加え

クライアントのクセや行動のパターンを

把握することも必要です。

クライアントの行動、感情、 表情、言動等、

あらゆる面に集中して思考する時間を紡ぎだします。

思考する時間を提供するにあたり

傾聴・質問は言うまでもなく

思考を促す重要なスキルですが、

承認・フィードバック・提案 などに対しては

語尾に「いかがでしょうか？」と尋ねることも

クライアントの思考する時間を提供することになります。

この辺のお話は、私が担当する

東京コーチング協会のTripleAプログラムの講座や

コーチング・ブラッシュアップ （会員勉強会）等でも

みなさんと議論を深めていきたいと考えています。