量子科学的コーチング

セミナーの目的
量子力学をメタファーとして活用し、コーチングにおける「問い」と「在り方」が、なぜクライアントの現実認識や
可能性の展開に影響を与えるのかを本質的に理解する。
科学的誠実さを保ちながら、観測理論・隠れた変数理論・多世界解釈という3つの視点から、
問いの質とコーチの前提が対話に及ぼす構造的な働きを読み解き、より深く効果的なコーチング実践への洞察を得る。
得られるベネフィット
本セミナーでは、量子科学の視点をコーチングに応用する方法を学べます。
従来の枠組みにとらわれず、クライアントの視点を柔軟に転換するヒントが得られます。
また、自己理解を「固定された像」として捉えるのではなく、
関係性や環境との相互作用の中で絶えず更新されるものとして扱う新しい考え方を提供します。
このような方におすすめ
- 新しい発想法を取り入れたいコーチや対人支援者の方
- 量子科学の概念を問いやメタファーとして活用したい方
- 自己像を柔軟に捉え直したいと考えている方
- AI技術の進展に合わせてコーチングの可能性を検討している方
当日の内容
量子科学的コーチング
「問いが現実をひらくとき」
~量子力学から学ぶ、コーチングの問いと在り方の本質~
「問いが変わると、クライアントの語る世界が変わる」
「コーチの在り方によって、セッションの深さがまるで違う」
そんな経験をお持ちの方にこそ、ご参加いただきたいセミナーです。
本セミナーでは、現代物理学の中核である「量子力学」を手がかりに、
コーチングにおける「問い」「在り方」「可能性」の意味を、科学的な構造から読み解いていきます。
扱うのは、量子力学の3つの代表的な理論です:
◆ 隠れた変数理論(ボーム理論)
私たちの選択や行動は、“偶然”ではなく、目に見えない秩序や流れの中にある。
この理論は、あらかじめ存在する構造に沿って物事が展開しているという考え方です。
コーチングにおいては、「クライアントがすでに持っている可能性」や「内なる知性」が、
コーチの在り方によって静かに引き出されていく過程と深く響き合います。
◆ 観測収束理論(量子ベイズ主義)
問いの立て方や観測のしかたによって、現実の見え方が変わるという考え方です。
クライアントがどのような問いを持つか、コーチがどのような前提で問いを投げるかによって、
その対話が生み出す現実はまったく異なってきます。
問いとは、単なる情報収集ではなく、「どんな経験が立ち上がるか」を決定づける起点でもあります。
◆ 多世界解釈(エヴェレット理論)
一つの選択が、無数の可能性の中の一つを“現実化”させているという見方です。
コーチングの場でも、クライアントは複数の未来や自己イメージを同時に抱えています。
その中で、どの可能性を選び、どの「世界」を生きるか。問いと対話は、その選択を促す触媒となります。
このセミナーでは、これら3つの量子理論を、数式を用いず、やさしくかみくだいて紹介します。
同時に、科学的な誠実さを保ちながら、「なぜ問いがクライアントの現実に影響するのか?」という本質的な問いに向き合います。
「意識が現実を創る」といった一面的な言説ではなく、
コーチングという関係性のなかで、問いと在り方がどのように“経験の構造”に影響するのかを探究していきます。
科学と感性を架け橋するような、静かで本質的な対話の時間です。
ご自身のコーチングを、もう一段深いところから見つめ直したい方のご参加をお待ちしています。
当日の資料(一部抜粋)
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参加者の声(一部抜粋)
<セミナーで得られたこと・感想>
・量子力学にを知り、それを信じることで、コーチとしての在り方がより深く強くなる気がしました。
また、その波動がクライアントに科学反応を起こし、変容を起こすきっかけになるんだな~と感じました。(Y.Hさん)
・無意識に実施していたことと、量子力学との共有点がわかり、意識化されました。(K.Kさん)
・真理はひとつ、たくさんの行き方があるなかで、考え方のベースになるA/B/Cを学べたと思います。
最後におっしゃった、波動関数=あり方=Beautiful State、とても分かりやすい!と思いました。(S.Hさん)
・コーチがクライアントと関わるとき、「クライアントの中に可能性がある」と学んだからそう思っているのと、
確信をもっているのとでは、クライアントに伝わるものが全く異なる。コーチとしての在り方がクライアントに影響を与えると改めて感じました。(K.Mさん)
・量子力学とコーチングの親和性、活用の有効性を理解することができたので、より自信を持って関わることができそうです。(M.Sさん)
・「波動関数は人間の主観でできている。」これは経験的にも納得できました。今日のお話Aは唯識論的な知識があればそこに光を当てることができるし、
パラレルの考え方を持っていれば、無数ある未来の好転となる選択肢がどれか光を当てることができるし、探究の重要性を感じました。(M.Mさん)
・量子力学の取り組み方とコーチングとのつながり。まず自分が味わってみうよと感じました!(H.Mさん)
CCE(継続コーチ専門教育)が2時間(2単位)発行されました
CCE本セミナーに参加された方には、国際コーチ連盟(ICF)のCCEが2時間(2単位)発行されました
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