やる気を引き出すポジティブな言葉がけ「ペップトーク」 ~コーチングを補完する言葉の力~

CCE(継続コーチ専門教育)が3時間(3単位)発行されます
CCE本セミナーに参加された方には、国際コーチ連盟(ICF)のCCEが3時間(3単位)発行されます。
CCEとは、継続コーチ専門教育(Continuing Coach Education)の略で、新たな学習機会を得たい方や、
ICFの認定資格の更新に必要となる上級トレーニングプログラムのことです。
CCEは1コースあたりの総トレーニング時間の全て、または一部(休憩時間はCCEの単位には含みません)
に対して与えられるもので、本セミナーでは3時間(3単位)を参加された方に発行いたします。
得られるベネフィット
ペップトークはコーチングの弟分といえます。また、コーチングを長距離走に例えるなら、ペップトークは短距離走にあたります。
ペップトークを知ることによって、より短い言葉で相手に理解を促したり、やる気を引き出すような手法が身に付きます。
当日の内容
やる気を引き出すポジティブな言葉がけ「ペップトーク」
~コーチングを補完する言葉の力~
◎次のようなポイントを紹介し、コーチングの現場でも使っていただきやすくなります。
*ネガティブな発想をポジティブに変換するシンプルな手法
*ムリポジ(無理やりなポジティブ)にならないコツ
*相手を動かす言葉の選び方や組み立て方
*コーチングとの類似点、コーチング的なペップトークの展望
「マスターコーチも密かに使っているペップトーク」
こんにちは、マスターコーチの丸山です。コーチングの始まりはスポーツコーチです。
ですから、今でもスポーチコーチから学ぶことは多いのです。
スポーツコーチには「結果」を出すことが求められます。結果を出すために、この地球上では「行動すること」が必要です。
あなたは相手が行動したくなるようにコミュニケートすることが出来ますか?相手の行動を促すことが出来ますか?
コーチングには、相手の気持ちをすっきりさせたり、何かに気がつかせたり、アイディアを引き出す効果がありますが、
それはコーチングの効果のほんの一部です。
大切なのは、相手が求めていること(幸せ、成果)に向けて、相手が「正しい方向で行動を始める」ことを支援することです。
ここで「正しい方向」というのは、クライアントが幸せや成果に近づくために間違っていない方向のことです。
そして、その方向性とは、多くの場合、それほど簡単でないことも多いのです。それなりの勇気が必要だったり、
新しい習慣を取り入れることだったり、継続した努力が必要だったりするのです。
多くのコーチが結果を出せないのは、この部分の支援が弱いからです。何を隠そう、私もそうでした。
クライアントは「すっきりしました」「どうすれはが良いのか気づきました」と言うのです。
けれども、翌週に話を聞くと、以前に逆戻り。あなたも、同じような経験はありませんか?
相手に気づかせて、アイディアを出させて、行動計画を立てるところまでがコーチングだと思っていませんか?
もちろん、幸せを掴んだり、成果を得るために行動するのは相手自身です。コーチがその代わりをすることはできません。
しかし、相手が、ちょっと大変なことを「行動したくなる」状態にもっていくまでが、コーチの仕事なのです。
クライアントがビジネスに向けて行動したくなる、部下がチャレンジングな仕事をしたくなる、子供が勉強したくなる、などなど。
そのために一番大切なのは、コーチのプレゼンス(存在感)です。
コーチ自身がそうした経験もなく、口先だけでは相手を動かせないことはあなたもご存じでしょう。
まず、コーチ自身が自分自身の幸せや成果に向けて行動していることが前提です。
しかし、テクニックも必要なのです。こういう相手はいませんか?
「それは、あなただから出来るのです。私にはできません。」
「私は、あなた(コーチ)のようにはなれません」
そんな相手にも有効なのが、ペップトークです。 実は、私はコーチングでペップトークを使っています。おそらく、相手が気づかない形で。
ペップトークは、スポーツコーチが、わずかな休憩時間に5分で選手からやる気と行動力を引き出す手法です。
そこには、「視点を変える」「フィードバック」「提案・要望」というコーチングスキルが効果的・効率的に使われてます。
こうしたテックニックの良いところは、すぐに使えるところです。ただし、見え見えにへたくそに使うと逆効果です。
そのあたりを、専門家である占部さんが、今度、TCAセミナーで教えてくれます。
こうした手法は、本で読んでもなかなか真髄のところが理解できないものです。
私は部下育成の企業研修をしたことがありますが、ペップトークは大好評でした。
そのときに参考にしたのが、占部さんのビジネスペップトークです。ペップトークは、部下にも、クライアントにも、
そして、お子さんのやる気を引き出すことにも有効だと思います。セルフコーチングにも有効です。
少なくとも、コーチは知っておいた方が良いと思います。
講師プロフィール
占部 正尚(Urabe Masataka)
1962年福岡県生まれ
早稲田大学政治経済学部卒業後、35年間に営業マン・経営コンサルタント・研修講師の三分野で実績を積み、
豊富な現場経験に基づいた実践的な講義内容に定評がある。
<主な講演・研修実績>
登壇実績:3,000回以上
・民間企業:日立製作所、東京ガス、ブラザー工業、スズキ、ヤクルト本社 等
・各種団体:東京商工会議所、横浜商工会議所、国立青少年教育振興機構 等
・自治体:特別区、神奈川県庁、埼玉県庁、千葉県庁、群馬県庁、静岡県庁 等
<主な著作>
・部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ(日本実業出版社)
・ペップトーク入門~やる気にさせる言葉の力(日本技能教育開発センター)
・ビジネス・ペップトーク “意識改革 の前に 言葉がけ改革” (日刊工業新聞社) 等