2025/07/21
出会いから始まる共創の旅 ― そして未来へ
東京コーチング協会は今年10周年を迎えました。
7月26日には10周年を記念する「祭」も開催されますね、
私もバンコクから東京へ飛んで参加をする予定でいます。
会場にて、参加する皆様とお会い出来ます事を楽しみにしております。
私は4年前の2021年6月に初めてコーチングに出会い、その年の8月にTCAの扉を叩き、エッセンシャルでの学びを開始しました。
コーチングは私に、沢山の新しい挑戦への扉を開いてくれましたが、今振り返ってみますと、
一番の財産はコーチングを通じて出会った人たち(コーチング仲間そしてクライアント)との関係ではないかと感じています。
年齢や職業、そして背景にあるそれぞれが異なる人生が出会い、広がりながら
今も継続していっている事は私にとりましての大きな財産であり、恐らくコーチングに出会う事が無かったら、
このような繋がりには出会えなかったのではないかと感じています。
日常の活動領域の中では、本来ならば出会う事が無かったかもしれない人同士がコーチングを通じて出会い、
異なる価値観、人生、職業等に共感をしながら理解を深めて行ける環境は、言葉を換えれば自分自身の人生の幅を広げて行く事でもあり、
他の人の人生を承認・共感し寄り添いながら、時には厳しいフィードバックをしていく事は、すなわち他の人の人格を自分の中に吸収しながら
自身のプレゼンスを高めて行く事にも繋がっていくのではないかと思います。
大切なのはそのような出会いの輪のひとつひとつを継続しながら共に成長をしていく事ではないかと最近は感じています。
誰でもオープンマインドで参加ができ、変化し成長をしながらも、持続性のある場が広がって行けば、その中から新しい何かが生まれ、
その事が未来へ向けての原動力となっていくようになって来るのではないかとも感じています。
これからの時代は、そのような求心力と外に伸びていく遠心力の双方を兼ね備えたコミュニティーが
益々自然発生的に増えて行くように感じています。(ITの進歩も追い風です)
一方で時代は、ますます先が見通せなくなってきています。このような時代に逞しくかつ柔軟に対応をしていく為には、
それぞれが育って来た環境からの価値観に縛られることなく、人種や年齢や性別、経験などの多様性を包括した視点での
結びつきが重要になって来るのではないかと考えます。そのような中で、人間の持つ多様性や曖昧性に対して力のある
コーチングの普遍性を通じて出会った人たちとのコミュニティーは、持続をしていく事が出来れば、
その成長の過程で様々な可能性を導きだしてくれるのではないかと思っています。
7月26日はTCA10年の節目、そして参加の皆さんがリアルに出会う場になります。
そこで何かが生まれ、未来へ向けての胎動が始まる日になるかもしれません、楽しみですね.
小池信道

小池 信道
Koike Nobumichi
Thai Japan Coaching Associates Co., Ltd. Founder & Director
- 資格
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- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
- 国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)