守護者(メンター)との出会い~英雄の旅その2~ コーチのためのNLP基礎⑪

こんにちは。東京コーチング協会の丸地です。
福岡は梅雨が明け、夏が本格的に近づいてきました。
今年はとても暑い夏になりそうですね。どんな暑さ対策をしていますか?

さて、前回に引き続いてヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)についてお伝えできればと思います。
詳細は前回の記事を読んでいただければと思いますが、(https://tca.tokyo/news/columns20250430/
このヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)は、世界各地の神話の研究から見出された、英雄物語のフォーマットです。

1.Calling「天命」
2.Commitment「旅を始める」
3.Threshold「境界を超える」
4.Guardians「守護者(メンター)」
5.Demon「悪魔」
6.Transformation「変容」
7.Complete the task「課題完了」
8.Return home「故郷へ帰る」

NLPでは、この物語のフォーマットが、私達の人生のメタファー(比喩)であると考えます。
NLPのカリスマ的存在のロバート・ディルツ氏は、ヒーローを以下のように定義しています。
「英雄とは、人生からの呼びかけに応えて非凡な状況に挑む普通の人である」
そう。全ての英雄は、普通の人から始まるのです。非凡な状況に挑むことで、英雄として成長する物語なのです。
そうです。私達は皆、英雄になることができるということです。

さて、本日はこのステップの中でも、
4.Guardians「守護者(メンター)」についてご紹介します。
何か新しいことを始めようとする時、心強い味方が欲しい、と思う方もいると思います。
また、師と呼べる人や、励ましてくれる人などがほしいと思うかもしれません。
しかし、この師や仲間などは、安心領域にいる時には残念ながら見つかりません。

境界を超えて、安全でない場に出てきて、初めて守護者との出会いがあります。
桃太郎も、旅に出た後に仲間たちに出会いました。
スター・ウォーズのルークも、住み慣れた惑星を出たからこそ、ハン・ソローやヨーダとの出会いがありました。
そう、まずは一人で境界を超えることが必要なのです。境界を超えたときにはじめて、守護者は現れるのです。

私達コーチは、クライアントにとっての守護者の一人とも言えます。
クライアントのヒーローズ・ジャーニーをサポートする立場です。
コーチングを受けようと決心し、実際に行動を移すことで、境界を超えた方たちなのです。

しかし、守護者との出会いを果たした英雄は、この後試練を迎えます。Demon「悪魔」の登場です。

とうことで、今回はここまでとしたいと思います。

あなたの英雄の旅の守護者・メンターは誰でしょうか?
もしもまだ出会っていないのであれば、もしかすると、まだ境界を超えていないのかもしれません。
勇気を持って境界を超えてみませんか?

7月26日には、TCAコーチング祭が開催されます。多くのコーチとの出会いの場を準備しています。
ぜひ、境界を超えて、お越しいただくことをお待ちしています。
守護者との意外な出会いがあるかもしれないですよ 笑

TCAコーチング祭りについてはこちらから
https://tca-coachingmatsuri-2025.peatix.com/


コーチング祭でお会いできることを楽しみにしています!
では、また。

丸地見典

丸地 見典

Maruchi Kensuke

東京コーチング協会 運営委員
株式会社maru-suru代表取締役
資格
  • 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
  • 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
  • 全米NLP協会認定トレーナー
  • 7つの習慣®for不動産ファシリテーター
  • LABプロファイル® マスターコンサルタント
  • LABプロファイル® 認定コンサルタント&トレーナー
  • 米国NLP&コーチング研究所認定 DSRトレーナー
  • タイムラインセラピー® プラクティショナー
  • 米国NLP&コーチング研究所NLP催眠療法認定プラクティショナー
「どうしたらよいか、わかりません」とクライアントに言われたら…
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