2025/04/07
コラム
なぜセッションゴールは大事なのか
こんにちは!東京コーチング協会の斎藤です。
コーチングセッションで最も重要なのは「セッションゴール」を明確にすること。なぜなら、ゴールが決まれば、その道筋が自然と見えてきます。
逆に言えば、ゴールが曖昧な状態だとどれだけコーチングスキルを駆使しても、単なる会話、雑談の類に終わってしまいます。
セッションゴールは、クライアントがそのセッションの終わりに「何を得たいのか」「どんな状態になっていたいのか」を具体的に言語化したものです。
それが明確になれば、コーチは問いを投げかける方向性を定められ、クライアントも自分の思考や感情を整理しやすくなります。
また、セッションゴールが明確ならば、セッションの終わりにセッションの達成度が明確にできるのでクライアントは達成感や納得感を持ちやすくなります。
仮にセッションが予想外の展開になったとしても、ゴールという「羅針盤」があれば、迷うことなく軌道修正をすることができます。
つまり、セッションゴールが明確に定まるだけで、コーチングは「対話の旅」から「目的地のある航海」へと変わっていきます。
セッションという航海を迷わず進める上でとても安心感があり、結果としてコーチングがシンプルに、効果的になっていきます。
このようなお話を、東京コーチング協会のTripleAプログラムでみなさんと議論を深めていきたいと考えています。
斎藤浩

斎藤 浩
Saito Hiroshi
東京コーチング協会 理事
- 資格
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- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
- 国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)
- Points of You®認定エバンジェリスト
- Gallup社認定ストレングスコーチ
- ICF PCCマーカーアセッサートレーニング修了
- 担当コース
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- ビジネスコーチング・ベーシック