『7つの習慣®』とコーチング

こんにちは。東京コーチング協会福岡の丸地です。
先日、1年ぶりに『7つの習慣®』のファシリテーターとして、2日間のワークセッションを実施しました。
元々は社内ファシリテーターとして活動していたのですが、退職後も依頼をいただき、ワークセッションを毎年2回開催しています。
12年ほど、毎年ワークセッションを担当しています。改めて今回感じたのが、7つの習慣®の内容とコーチングの親和性の高さです。

7つの習慣®を御存ない方に紹介をしますと、ティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた書籍で、ビジネス書としては異例の大ベストセラー。
全世界で3000万部以上売れています。著者のコヴィー博士は、リーダーシップの専門家であり、仕事におけるリーダーシップ、家庭や人生における
リーダーシップの示し方について学べる内容となっています。

この7つの習慣という書籍をコヴィー博士が書くことになったきっかけがあります。
アメリカ建国200周年のお祝いに、コヴィー博士は200年分の成功に関する書籍の調査を行ったそうです。その際、驚くべき現象を発見しました。
最初の150年間は、成功をするためには、誠実さ・忠実さなどの人格面の成長が必要だと述べていたのですが、その後の50年間は、成功のためには、
スキルやテクニックなどを身につけることが重要であると書かれていたのです。前者を“人格主義”、後者を“個性主義”と名付けました。
この状況に危機感を覚えたコヴィー博士が記したのが、7つの習慣®です。

7つの習慣®は、再び人格主義に回顧する重要性を述べています。これは、まさにコーチングでも同様だと思います。
コーチングの中には、クライアントのスキルやテクニックなどにアクセスして、クライアントの成功をアシストする方法もあると思います。
しかし、真のコーチングは、クライアント自身、クライアントの内面を扱います。クライアントが自ら変容できるよう、支援します。

7つの習慣®では、このように考えます。効果的な全ての変容は、インサイド・アウト(内から外へ)で働きかける。効果性の高いコーチングも同様ですね。
ご要望があれば、これから数回にわたって7つの習慣®とコーチングで書いてみようと思います。

次回の内容が別の内容だったら・・・・察してください 笑
この年末の読書のお供に『7つの習慣®』はいかがでしょうか?
では、またお会いしましょう。

丸地 見典

※7つの習慣®はフランクリン・コヴィー・ジャパン㈱の登録商標です

丸地 見典

Maruchi Kensuke

東京コーチング協会 運営委員
株式会社maru-suru代表取締役
資格
  • 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
  • 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
  • 全米NLP協会認定トレーナー
  • 7つの習慣®for不動産ファシリテーター
  • LABプロファイル® マスターコンサルタント
  • LABプロファイル® 認定コンサルタント&トレーナー
  • 米国NLP&コーチング研究所認定 DSRトレーナー
  • タイムラインセラピー® プラクティショナー
  • 米国NLP&コーチング研究所NLP催眠療法認定プラクティショナー
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