自責と他責、その先に

皆さん、こんにちは!

東京コーチング協会の長瀬です。

今回は、私の体験を通じて感じた

「自責と他責」の大切さについて

考えをまとめてみました。

まず結論からお伝えします。

私の持論としては

「自責も他責も両方とも大切!」というものです。

どちらが正しい、間違っているという

見方をしていません。

状況に応じて、どちらに軸足を置くかを

バランスを調整することが重要です。

その理由は、状況が常に変化するからです。

例えば、寄せては返す波のように。

もちろん、

大半の時間は自責に軸足を置くよう意識しています。

しかし、

私が他責にする場合もあります。

例えば、

精神的に疲労しており、 回復が必要な場合です。

このような状況でさらに自責にすることは、

精神的なダメージとなり、

結果としてパフォーマンスが落ちてしまいます。

そんな時は、

「最善を尽くしたから、寝て忘れよう!」

と考えます。(笑)

では、 自責と他責それぞれの捉え方について

メリットとデメリットを簡単にまとめてみました。

*これはあくまで私見ですので、ご了承ください。

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【自責】

◆自責で捉える人の主な特徴

- 自分の思考や行動を変えようとする

- 謙虚な人が多い (特に人徳者や経営者に多い印象)

◆メリット

- 成長の促進:  

問題を自分の課題として捉えることで、成長につながる

- ポジティブな言動:

「今私ができること」を意識でき、

ポジティブな言動につながる

- 信頼関係の構築:

成長意欲が高く、ポジティブな人は 信頼を得やすい

◆デメリット

- 過度に自責で捉えすぎると、精神的に負担がかかる

【他責】

◆他責で捉える人の主な特徴

- 他人の言動を変えようとする(自分は変えない)

- 傲慢になりやすい。 一緒に仕事をしたいと思われにくい

◆メリット

- 疲労や傷ついた際に、

身体や精神を回復させることができる

◆デメリット

- 成長の鈍化:「自分は悪くない」と考えるため、  

自己課題が見つからず成長しにくい

- ネガティブな言動:  

自己防衛のために相手を攻撃し、ネガティブな言動が増える

- 人が離れる:  

過度に他責にすると攻撃的になり、人が離れていく

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このように、

自責と他責には

それぞれのメリットとデメリットがあります。

私も「自責で捉えよう」と 意識するようになってから

イライラしてもぐっと堪え、

物腰が柔らかくなったと感じます。

昔の私を知っている友人からも

「丸くなったな」と言われます。

これは「コーチのプレゼンスを高める」観点からも

とても大きな影響を与えていると実感しています。

今回のテーマは「自責と他責」でしたが

その根底には自己理解があります。

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自己理解を深めるプロフェッショナル(片田さん)

をお招きし、

皆さんにもその効果を体感していただきたいと思います。

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よろしくお願いします!

長瀬

長瀬 隆

Nagase Ryu

東京コーチング協会 運営委員
ポールスター・パートナー株式会社 代表取締役
資格
  • 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
  • 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
  • 日本プロフェッショナル講師協会 認定講師
  • HRD社 DiSC®認定講師
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