コーチの魅力はなんで測られるのか:「生きざま」を映す鏡?

こんにちは、

東京コーチング協会

バンコク在住の小池です。

 

これからお話する内容は、

私自身も未だ手に入れる事が

出来た訳ではありません。

ですからひとつの思いだと思って

耳を傾けて頂けましたらと思います。

 

「貴方はどんなコーチになりたい

のですか?」

という質問はよく聞きます。

 

結構難しい質問ですが、

考えを進めていくと

「どんなコーチになりたい」

という以前に

「今の自分自身を正しく理解して、

良い点も悪い点も含め、

ありのままの自分を承認している

か」という自己理解無しには、

その先の「どんなコーチになりたい

のか?」という事に思考を深めて

行く事は難しい事に気づいてきます。

 

それでは、反対に

「どんなコーチからコーチングを

受けてみたいですか?」という

クライアント視点での質問が

あった時に貴方はどのように

答えるでしょうか?

 

重要なのは

コーチング資格ですか?

社会的な経験・経歴ですか?

それとも性別や年齢ですか?

 

これらは客観的な判断の目安には

なるかもしれませんが、

それだけで貴方はこのVUCA

時代にあなた自身のコーチを

選ぶでしょうか?

 

最近「コーチの生きざま」という

言葉に引っ掛かりを感じる事が

あります。

 

「生きざま」

とは何なのでしょうか?

 

私は、「生きざま」とは

個人が自らに責任を持って

社会や自己実現の為に

自分の人生や行動に真摯に

向き合う姿勢の事であり、その為に、

今この瞬間を最大限に生きる為に

意識的な選択をしていく姿を

映す鏡が「生きざま」なのかなと

考えています。

 

本当に大切なのは、言葉でも経験

でも肩書でもなく、コーチが瞬間、

瞬間を真剣に生きているという姿

がクライアントの鏡に映っている

かどうかという事なのではないか

という事です。

 

つまり、コーチに求められている

大切な資質として、コーチ自身が

常にその場(コンフォートゾーン)

に安住することなく、今のこの瞬間、

瞬間を大切にして自身の枠を

越えるべく、自らの人生に真剣に

向かい合っている姿が

重要なのではないかと思います。

 

この姿勢が備わっているコーチは

年齢、性別、経験、資格の有無に

関わらずクライアント視線で

選ばれるコーチになるのだろうと

感じています。

 

コーチには「生きざま」が

問われている、そしてコーチは

「今、この瞬間、瞬間を真剣に

生きている」という自らの姿勢を

ごく自然にクライアントの鏡に

映して行くことができるように、

日々裸の自分自身と向き合って

いく事が大切なのではないかと

思います。

 

また、その姿は決して見栄えが良い

必要もなく、泥まみれでも

良いのかもしれません。

 

人間の本質(生きざま)で勝負を

していくのがコーチという職業で、

その道はタフさを求められます

けれども、必ずしも遠い道ではない

と最近感じています。

 

小池 信道

小池 信道

Koike Nobumichi

東京コーチング協会 運営委員
Thai Japan Coaching Associates Co., Ltd. Founder & Director
資格
  • 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
  • 国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)
コーチング祭 2024 ーコーチングでつながるー
コーチとしての自己理解
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