技能者としてのコーチとパイロットの共通点:「技量の向上と維持」

こんにちは

東京コーチング協会

バンコク在住の小池です。

 

コーチング学習を始めた頃に

良く聞いた事は

「コーチングは一旦始めたら

延々と修行が続く」

というものでした。

英語でも「Coaching Jorney(旅路)」

というような表現を見かけます。

 

私自身の経験からもコーチングに

出会ってからの2年半の生活は、

確かにそれ以前の生活と

変わってしまいました、

 

気がつけば

今までは友人や仕事関係の会食等

に充てていた時間の多くが

コーチング修行の為のセッション

の時間に費やされるように

なっていました。

 

常に「技量の向上と維持」に

努めなくてはならないという事は

他の人の人生に大きな影響を

与える可能性のある技能者として

のコーチにとっては絶対に必要な

要件であるのかもしれません。

 

ICFの資格審査にも

ACC100時間以上、

PCC500時間以上、

MCC2,500時間以上の

セッション経験を求めている事と

3年毎の技量維持の為の更新条件を

定めている事は、

 

人(常にどんな思考や行動をするか

分からない)を相手として、

なおかつ、その人の人生

に影響を与える仕事への認定や

査定の基準としては必要な事と

頷けます。

 

同じく常に何が起こるか

分からない自然を相手にし、

人命に責任がある仕事として

パイロットがあります。

「常に技量の向上と維持」

に努めなくてはならない宿命

なのはコーチと同様です。

 

パイロットに求められる技能の

基準は飛行時間で表されます。

(コーチのセッション時間に似て

いますね)

 

ちなみにパイロットの資格要件は

自家用操縦士で4060時間、

プロとしての登竜門である事業用

操縦士で200時間以上、

JALANA等のラインパイロット

になる為の資格である定期運送用

操縦士では1,500時間以上の飛行

時間(実践)が要求されています。

 

共に予測のできない事象や者

(自然や人間)を相手にして、

クライアントや乗客の人生や命に

責任がある仕事としての共通点が

あります。

 

勿論、技能や経験のみではなく

理論や知識についてのたゆまざる

学習も必要ですが、理論と実践の

両輪を回して初めて

「技量の向上と維持」が出来る

という技能者としての側面を

もっている仕事という点では

似ているようで

面白く感じています。

 

パイロットの世界では飛行時間が

18,00020,000時間を超えた

パイロットを「グレートキャプテン」

と呼びます。

 

コーチングの世界で

「グレートコーチ」と言う言葉は

あまり聞きませんが、

 

この記事を読んでいらっしゃる

これからコーチングを学んでみようと

考えている方や既にコーチングを

学んでいらっしゃる方、そして

既にCoaching Jorney(旅路)を

歩んでいらっしゃる方、

 

TCAでお互いに研鑽をしあいながら

「技量の向上と維持」に努め

「グレートコーチ」を目指して

いきませんか?

 

小池 信道

小池 信道

Koike Nobumichi

東京コーチング協会 運営委員
Thai Japan Coaching Associates Co., Ltd. Founder & Director
資格
  • 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
  • 国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ(PCC)
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