2023/12/04
「強みと弱み」は背中合わせ
こんにちは。
東京コーチング協会の長瀬です。
皆さんは自身の「強みと弱み」をどう認識して、
活かしていますか?
私は恥ずかしながら「格好つけ」でした。
できること(強み)を強調し
反対に「苦手なこと(弱み)」は
必死に隠そうとしていました。
だって「弱み」を人に見せたら恥ずかしいし
周囲からは「劣っていると評価される」と
思い込んでいました。
コーチとして自己認識を深める過程では、
メンターコーチや仲間からの フィードバック、
価値観の深掘り、未完了を完了させるなどを通して
大きく考え方、捉え方が変わりました。
それは・・・
「弱みを補完するために強みが立ち上がる」です。
私の場合ですと弱み:緻密さ
「データ分析などの 緻密な細かい作業」が苦手です。
強み:コミュニケーション
「議論が円滑な明るい場づくり」は大好きです。
一見関係が無いように見えますが、
行動スタイル分析のDiSC®診断をすると
私は楽観社交タイプでした。
その真逆にあるのが緻密で正確タイプでした。
チームや組織においても真逆タイプの人材を活用できると
補完関係が生まれます。
昔は緻密な作業に対して助けを求められず嫌々やっていました。
得意な人と比べて当然、生産性は低いです。
最近は「ごめん、これどうやったら いいの?」
「よく分からないので助けて~!」
と正直に言うようにしています。
そうすると面白いことが起きます。
「馬鹿にされる」と 思っていたのですが、
周囲は笑いながら「もっと早くいってよ」や
「分かっていたよ、やっと言ってくれたね」など
受け容れて、助けてくれたのです。
自分の弱みを補完して貰いながら、
他者の弱みを自分が補完できれば
チーム、組織のパフォーマンスがさらに高められる
と感じます。
これまで弱みの扱いは押入れに閉じ込めていましたが、
今では感謝できるようになりました。
同時にこの考え方は他者に対しても判断軸として
出ていました。
無意識に「あたり前の条件」を作り出し、
他者にもあたり前を押し付けていました。
今では「強み、弱みも含めて あるがままの姿」を見ようと
強く意識しています。
自分の「強みと弱み」をしっかり認識することで
言動も変わり、周囲へ「プラスの影響力」につなげられると
実感しております。
皆様も、ぜひ一緒に学び自己認識を深め、
より良い影響力を発揮しませんか?
長瀬 隆
Nagase Ryu
ポールスター・パートナー株式会社 代表取締役
- 資格
-
- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
- 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
- 日本プロフェッショナル講師協会 認定講師
- HRD社 DiSC®認定講師