2023/09/29
コーチのためのNLP基礎③ VAKモデル
こんにちは。
東京コーチング協会福岡支部の丸地です。
前回に引き続き、
コーチのためのNLP基礎をお送りしたいと思います。
今回は、NLPの中からVAKモデルについて
ご紹介したいと思います。
私達は、五感を通じて世の中の情報を
インプットしています。
言うなれば、五感というセンサーを通じて、
様々な情報を受け取っています。
五感とは、
V:Visual(視覚)
A:Auditory(聴覚)
K:Kinesthetic(触覚)
O:Olfactory(嗅覚)
G:Gustatory(味覚)
の5つのことで、
これをNLPでは嗅覚と味覚と触覚を合わせて、
V:Visual(視覚)
A:Auditory(聴覚)
K:Kinesthetic(身体感覚)
と3つに分け、
その頭文字をとってVAKモデルとしています。
そして、 このVAKの使い方にも、
人によって個性があるのです。
例えば、「沖縄」と聞いて、
何が思い出されますか?
ある人は、
青い海と砂浜、抜けるような青い空といった
風景が思い浮かぶかもしれません。
また、ある人は、
三線の音や楽しそうな笑い声、沖縄民謡などの
音が聞こえる人もいるかもしれません。
また、沖縄の暑さや、沖縄そばの味、
ワクワクする感覚を胸に感じる人もいるかもしれません。
このように、ある記憶を思い出す際に使用する感覚が、
人によって違うのです。
その人が普段から優位に使用しているものを、
表象システムと言います。
そして、表象システムが違うと、
同じ状態でも異なる表現を使います。
例えば、
相手の話がよくわからないというときには、
V:話が見えない
A:何を言っているか分からない
K:何を言っているのかつかめない
などのように異なる表現をします。
コーチングでも、この考えは様々な場面で活用できます。
例えば、
クライアントにある状態に臨場してもらいたいとき。
V優位のクライアントには、
その時に光景や見えるものを聞きます。
A優位のクライアントには、
聞こえてくる音や言葉など。
K優位のクライアントには、
身体で感じていることなどを聞きます。
その状況に素早く入ることができるようになります。
書き出すときりがないので、
今日はこれくらいにしておきたいと思います。
またニーズがあれば 書きたいと思います。
今後も、コーチのため、
コーチングを学ぼうとする方のために、
書いていきたいと思います。
何かリクエストがあれば お知らせください。
では、またお会いしましょう。
丸地 見典
丸地 見典
Maruchi Kensuke
株式会社maru-suru代表取締役
- 資格
-
- 東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
- 国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
- 全米NLP協会認定トレーナー
- 7つの習慣®for不動産ファシリテーター
- LABプロファイル® マスターコンサルタント
- LABプロファイル® 認定コンサルタント&トレーナー
- 米国NLP&コーチング研究所認定 DSRトレーナー
- タイムラインセラピー® プラクティショナー
- 米国NLP&コーチング研究所NLP催眠療法認定プラクティショナー