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JAL2309便で、僕がもらったもの

2020年08月12日

こんにちは、
TCA関西地区リーダーの多田雅彦です。

先日、研修のお仕事で生まれて初めて
愛媛県の松山市にお邪魔してきました。

これは、その行きの道中でのお話です。


当日は大阪伊丹空港18時00分発
松山空港行きのJAL2309便で移動しました。

定員95人のジェット機だったのですが、
乗客は何人だったと思いますか?

「10人?」

いえいえ

「2人だけ!」

その一方で、
私と50代と覚しき男性がひとり、です。

CAさんが3名、パイロットが2人という
なんとも贅沢(?)な時間でした。

運行コストを想像すると、
コロナウィルスが経済に与えるインパクトの
大きさに深刻にならざるを得ません。

いつもならスルーする、
離陸前のシートベルト着用や
非常時の酸素マスクの使い方の実演も、
私の為にやってくれていると思い、
しっかりと拝見しましたよ。


機内サービスでは、キャンデーと一緒に
手書きのメッセージをいただきました。

「本日はご搭乗ありがとうございます。
コロナウィルスの影響で
お仕事大変だと思いますが、
無理せず互いに頑張っていきましょう!
短い空の旅ですが、
どうぞごゆっくりお過ごし下さい(^ ^)」


コロナでお仕事が大変なのは、
自分たちの方なのに・・・。

こんな状況での心のこもったメッセージに
とても感動し、励まされました。

特に「お互いに頑張っていきましょう!」
という表現が、私の心に響きました。

「お仕事頑張って下さい」と言われても
嬉しかったとは思いますが、
これほど響かなかったでしょう。


よく使われる言葉ですが、なんとなく
「寄り添っていない」と感じるのは
私だけでしょうか?

ちょうど、自分はクーラーの効いた涼しい部屋にいて、
炎天下で働く方に「頑張れー」って、
無責任に言っているようなもの。

そう、同じ場所にいない、感じがするのです。

コーチがクライアントとセッションをするとき、
この「同じ場所で寄り添っている」と
感じてもらうことは、
とても大事なことだと思っています。

なぜなら、コーチングは
コーチとクライアントの"協働行為"だからです。


以前コーチングの世界では、
「答えはクライアントの中にある」と
よく言われたものです。

これも間違いではないのですが、
コーチングはコーチとクライアントが
お互いにインスパイアし合うことによって、
クライアントやコーチの中にもなかった
クリエイティブな答えが浮かび上がってくると、
私たちは考えています。

その為にも、コーチとクライアントは
上下関係ではなく、協働行為のパートナー
でいなければなりません。
そして「お互いに頑張っていきましょう!」は、
パートナーとしての言葉だと思うのです。

私はこれからも、クライアントのみならず
周囲の方に、パートナーという気持ちを込めて
「頑張っていきましょう!」と
声を掛け続けたいと思います。




多田 雅彦

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