その頃に読んだある本が、コーチングを知ったきっかけでした。当時、1年の仕事を振り返るレポートをまとめた時の自分のスタンスやミッションが、すべて「コーチング」と一致したんです。そこからコーチになることが新しい夢になりました。
そこからコーチという仕事をしたいという思いが強まりましたね。独立を目指すコーチング講座で丸山さん(現TCA理事)に出会い、TCAを紹介されて、ここで基礎から学び直しました。
何よりも、会長をはじめとする講師陣の人柄が魅力ですね。業界のリアルな情報や実体験に基づいた話が聞ける、経験豊かなコーチばかり。この人についていったら大丈夫!という安心感・信頼感がありました。また受講生は、みんな仲間みたいなもの。ここでの出会いのおかげで、いろんなチャンスが巡ってきたと思います。出会う人によって人生は豊かになると実感しました。
また、コーチに大切なのは人間力で、その背景にある生き方が大事だということを学びました。おかげで、他で学んだ人よりも一段高いコーチングができていると思います。あとは、前よりも初めて会った人とすぐに仲良くなれるようになった気がします。
もっと勉強したいと考えていましたが、どこで学んだらいいか、信頼のおけるところを探していた折に、会社の先輩だった丸山さん(現TCA理事)からコーチングの話を聞き、TCAの講座を受けてみたのが最初です。カウンセリングの要素が強いキャリアコンサルタントと違い、コーチングは目標に対してスピード感があるところに魅力を感じました。
保育士さんが辞める原因の多くは、職場での人間関係の問題。そこで園長の仕事の負担を軽減しながら、保育士の指導方法や、マネジメント力、お金に対する考え方など、コーチングを使って園長の意識改革を行っています。
TCAの参加メンバーは、皆さんレベルも意識もとても高いです。いろんなバックグラウンドを持った人たちと一緒に深く学べたことは自分にとってプラスになりました。また、会員同士のつながりが強くて、単に仲がいいということではなく、一緒に仕事をしたいという仲間を見つけることができました。TCAで培ったネットワークが、仕事をする上でも強みになっています。
人と関われる仕事や手法はたくさんあります。その中でコーチングは、クライアントの目標にスピード感を持ってコミットできる仕事。クライアントの達成や成長を見られた時は、コーチ冥利に尽きますね。