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コーチのためのNLP基礎③ VAKモデル

こんにちは。
東京コーチング協会福岡支部の
丸地です。

前回に引き続き、
コーチのためのNLP基礎を
お送りしたいと思います。

今回は、NLPの中から
VAKモデルについて
ご紹介したいと思います。

私達は、五感を通じて世の中
の情報をインプットしています。
言うなれば、
五感というセンサーを通じて、
様々な情報を受け取っています。

五感とは、

V:Visual(視覚)
A:Auditory(聴覚)
K:Kinesthetic(触覚)
O:Olfactory(嗅覚)
G:Gustatory(味覚)

の5つのことで、
これをNLPでは嗅覚と味覚と触覚
を合わせて、

V:Visual(視覚)
A:Auditory(聴覚)
K:Kinesthetic(身体感覚)

と3つに分け、その頭文字をとって
VAKモデルとしています。

そして、
このVAKの使い方にも、
人によって個性があるのです。

例えば、「沖縄」と聞いて、
何が思い出されますか?

ある人は、青い海と砂浜、
抜けるような青い空といった
風景が思い浮かぶかもしれません。

また、ある人は、
三線の音や楽しそうな笑い声、
沖縄民謡などの音が聞こえる人も
いるかもしれません。

また、
沖縄の暑さや、沖縄そばの味、
ワクワクする感覚を胸に感じる人
もいるかもしれません。

このように、ある記憶を
思い出す際に使用する感覚が、
人によって違うのです。

その人が普段から優位に
使用しているものを、
表象システムと言います。

そして、表象システムが違うと、
同じ状態でも異なる表現を使います。

例えば、相手の話がよくわからない
というときには、

V:話が見えない
A:何を言っているか分からない
K:何を言っているのかつかめない

などのように異なる表現をします。

コーチングでも、
この考えは様々な場面で活用できます。

例えば、クライアントにある状態に
臨場してもらいたいとき。

V優位のクライアントには、
その時に光景や見えるものを聞きます。

A優位のクライアントには、
聞こえてくる音や言葉など。

K優位のクライアントには、
身体で感じていること
などを聞きます。

その状況に素早く入ることが
できるようになります。

書き出すときりがないので、
今日はこれくらいに
しておきたいと思います。

またニーズがあれば
書きたいと思います。

今後も、
コーチのため、
コーチングを学ぼう
とする方のために、
書いていきたいと思います。

何かリクエストがあれば
お知らせください。

では、またお会いしましょう。

丸地 見典