こんにちは。
東京コーチング協会福岡支部の
丸地です。
前回に引き続き、
コーチのためのNLP基礎を
お送りしたいと思います。
今回は、NLPの中から
VAKモデルについて
ご紹介したいと思います。
私達は、五感を通じて世の中
の情報をインプットしています。
言うなれば、
五感というセンサーを通じて、
様々な情報を受け取っています。
五感とは、
V:Visual(視覚)
A:Auditory(聴覚)
K:Kinesthetic(触覚)
O:Olfactory(嗅覚)
G:Gustatory(味覚)
の5つのことで、
これをNLPでは嗅覚と味覚と触覚
を合わせて、
V:Visual(視覚)
A:Auditory(聴覚)
K:Kinesthetic(身体感覚)
と3つに分け、その頭文字をとって
VAKモデルとしています。
そして、
このVAKの使い方にも、
人によって個性があるのです。
例えば、「沖縄」と聞いて、
何が思い出されますか?
ある人は、青い海と砂浜、
抜けるような青い空といった
風景が思い浮かぶかもしれません。
また、ある人は、
三線の音や楽しそうな笑い声、
沖縄民謡などの音が聞こえる人も
いるかもしれません。
また、
沖縄の暑さや、沖縄そばの味、
ワクワクする感覚を胸に感じる人
もいるかもしれません。
このように、ある記憶を
思い出す際に使用する感覚が、
人によって違うのです。
その人が普段から優位に
使用しているものを、
表象システムと言います。
そして、表象システムが違うと、
同じ状態でも異なる表現を使います。
例えば、相手の話がよくわからない
というときには、
V:話が見えない
A:何を言っているか分からない
K:何を言っているのかつかめない
などのように異なる表現をします。
コーチングでも、
この考えは様々な場面で活用できます。
例えば、クライアントにある状態に
臨場してもらいたいとき。
V優位のクライアントには、
その時に光景や見えるものを聞きます。
A優位のクライアントには、
聞こえてくる音や言葉など。
K優位のクライアントには、
身体で感じていること
などを聞きます。
その状況に素早く入ることが
できるようになります。
書き出すときりがないので、
今日はこれくらいに
しておきたいと思います。
またニーズがあれば
書きたいと思います。
今後も、
コーチのため、
コーチングを学ぼう
とする方のために、
書いていきたいと思います。
何かリクエストがあれば
お知らせください。
では、またお会いしましょう。
丸地 見典