こんにちは。
TCAマスターコーチの丸山です。
かつて私はボイストレーナーを
つけたことがあります。
コーチとして、セミナーリーダーとして、
もう少し滑舌を良くしたい
と思っていたからです。
最初は、簡単にテクニックだけ
教わろうと思いました。
そうしたら、意外に奥が深かったのです。
ボイストレーニングは、
自己理解やコーチングスキルの熟練に
とても役立ちました。
それは、自分自身の身体に意識を向ける
トレーニングになったからです。
傾聴の大家であるカール・ロジャーズは、
クライアントもその支援者も、
自分自身の内側を観察することが
大切であると述べています。
コーチは、クライアントの内側の感覚を
引き出す必要があります。
そのためには、
コーチ自身が自分の内側に
アクセス出来ることが必要なのです。
なぜなら、
自分の感情も分からない人に
他人の感情は分からないからです。
そこで、
自己理解を深めたい方やコーチには、
自分の内側の感覚にアクセスする
習慣をおすすめします。
そして、
自分がどう感じているのかが
分からない場合は、
身体を観察すると良いのです。
あることについて、
自分が本当はどう思っているのかが
自分でも分からないことってありますよね。
たいてい、頭でいろいろ考えすぎて
分からなくなっているのです。
その一方、頭では理解できていないけれど、
潜在意識や無意識と言う領域では、
答えが出ていることがあります。
そんな時は、身体の内側に意識を向けると、
「こわばっている」とか「暖かい」など、
無意識からのメッセージを聴くことができます。
東京コーチング協会の三島未来研究所では、
こうした身体性を伴うトレーニングも
行っていきます。
その一つが、8/26に三島未来研究所で行われる
TCAセミナーです。
「~正しい声の出し方と
言葉の伝え方のための実践練習~
選ばれるコーチになるための話し方」
このセミナーは、
コーチでもあり舞台女優でもある
浜田えり子さんが指導してくれます。
かつて私がボイストレーニングを
していただいた方です。
10名という少人数制でなので、
ご興味がある方はお早めにお申し込みください。
私も会場に行く予定なので、
コーチングと身体性について、
いろいろお話しましょう。