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そのフィードバック、受け取ってもらえてますか?

こんにちは
東京コーチング協会の多田です。

先日は、私が担当する
Essentialコース38期のメンバーと
「フィードバック」について
一緒に学びました。

まず、皆さんに
「フィードバック」という
言葉のイメージを聞くと

・人事評価面談で、上司から
詰められたことを想い出す
・CS(顧客満足度調査)で
厳しい意見をもらった
・緊張する

とネガティブなイメージが
たくさんでてきました(笑)

さらに、
「受け取れなかったフィードバック」
では

・的外れなもの
・(私のことよく知らないのに)決めつけられた
・(正論だけど)あなたに言われたくない

「いままで役に立ったフィードバック」
では

・自分のことを真剣に心配してくれている
気持ちが伝わってきた
・自分の気づいていない部分を
指摘してくれた
・尊敬している人からだった

などのお話がでてきました。

コーチングにおける
フィードバックは、
評価せず
「鏡」のように、
淡々と
事実を
伝え返すこと
が原則になります。

私は、風呂上がりに
体重計に乗りますが
体重計は
「良い」とも「悪い」とも
言いません。
ただ、淡々と
○○キロですよ
と表示してくれるだけです。

それを見て
私が勝手に
「もっと運動しなくちゃ」
などと
自分の行動を振り返っている
だけです。

もしも体重計が
「いけませんねぇ。また太りましたよ」
「これでは、長生きできませんよ」
などと、
評価してきたらどうでしょう?
二度と乗りたくないですね(笑)

このように
評価・判断の入った
フィードバックは
受け取りたくないのが
人間ではないでしょうか?

では、
どんな伝え方なら
フィードバックを
受け取ってもらいやすい
でしょうか?

TCAの講座では、
効果的な伝え方、留意点を
分かりやすくお伝えしています。

でも
伝え方以上に大事なことがあります。
それは
信頼関係
に他なりません。

人は正論だけでは動きません。
「この人の言うことなら・・・」
と思ってもらえるかが
とても重要だと考えます。
コーチングであれば
コーチのあり方(=プレゼンス)が
鍵になる
ということです。

TCAは
コーチングスキルのみならず
コーチングプレゼンスを磨く
スクールです。

一緒に
フィードバックを
受け取ってもらえる
コーチを目指しましょう。

https://tca.tokyo/learncoching/course/#triplea

コラムを執筆したコーチ

多田 雅彦 多田 雅彦
ただ まさひこ

役職・所属等

一般社団法人 東京コーチング協会 監事
株式会社シナプスワークス代表取締役
コーチ/組織開発ファシリテーター

資格

国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ
東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ
Points of YouⓇ認定エキスパート
シチュエーショナル・リーダーシップⅠ&Ⅱ認定講師
組織開発ファシリテーター(日本マンパワー) 
HOGAN認定コーチ
DiSC認定講師
戦略MGインストラクター
ファイナンシャルプラン技能士2級

プロフィール・メッセージ

◇プロフィール◇ 大学卒業後、大手総合精密部品メーカーのミネベア(現ミネベアミツミ)に入社。財務・経理・総合企画など、数字系スタッフとして20年間勤務。うち、半分は、シンガポール、中国上海の現地法人に財務のマネジャーとし […]