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独立プロコーチになるために必要な事とは 100時間の壁 その4

皆様、こんにちは。
柴山です。
 
春真っ盛りですね。
WBCも始まり日本世界一に向けて
日本中が沸き上がりそうな予感です。

 
さて、みなさま
いかがお過ごしでしょうか。

 
勝手に連載している
独立プロコーチになるには
というテーマで書いています。

 
その前に、独立しない
プロコーチはあるのか?

あると思います。

①社内コーチ
今の勤めている企業でスタート。
実際私の仲間で人事に打診して
社内コーチとして
1年くらい経つ方もいます。

②研修・コンサル・コーチング会社に
転職して業務として行う
 

大きく分ける上記のようなものが
あるかと思います。

私は、①は経験したことがあります。
②も転職はしていませんが
たまたま自社でコーチングのサービスを
企画して実施した経験もあります。

 
独立するだけが
コーチの道ではありません。

 
しかし、独立したい人のために
今回も書きたいと思います。
 

まずは、100時間のセッションの
壁が大きいのではないかと思います。

 
その中でも、苦労するのが
有料でクライアントを見つけ
価値を提供して満足してもらう
ことではないでしょうか。

 
何が恐れになっているか?
 

私なりのイメージで言うと
 

1 商品が自分なので
自分を売り込むことが難しい
苦手意識がある

2 コーチングは価値があると思っているが
価値提供をできる自信がない

3 そもそも、無形サービスに
お金をもらうことに気が引ける

 
この辺りが大きいのではないでしょうか。
 

このことを乗り越えるためには

 
真っ向勝負することも大事です。(正攻法)

1 自分を売り込むことを考える
ウリや他者との差別化ポイント

2 圧倒的にスキルを身に着ける
(そのためにクライアントが必要だが)

3 セールストレーニングをする

 
でも、まずはメンタル的に
負荷が少ないやり方を
お伝えしようと思います。

 
①SNSなどにモニターや
無料セッションの案内を載せる
価格表も載せる。
または、対面の場合は
サービスメニュー表を作りそれを見せる

②もし、相手が満足できない場合は
返金制度を設ける

③コーチングに自分がお金を払う練習をする。
私のおすすめは自分が設定した価格の
1.5倍くらいの価格をコーチに払い
クライアント体験をする
(お金のブロックが外れやすい)

 
いわば、正攻法は乗り越える
後者は乗り越えるというよりは
相手に依頼される
気にならなくなる練習をする
というところでしょうか。

 
私は③をした瞬間にメンタルのブロックが
6割くらい減少しました。
でも4割くらいは、恐れは残ります。
私は最初のほうはありました。

 

では、何人まずはクライアントを
見つけて契約できると自信になるか?
 

私の回答は2人です。

 
1人だと、まぐれだけど
2人だと再現性があるということです。
 
 
2人見つけたら、まずは全力で
魂こめてとことんセッションを行う。
 

そして、満足度が満足ではだめです。
 
 
期待を超える満足を提供することです。

 
そのタイミングで
2人に紹介をもらうことです。

いわば、2人にあなたの応援団になって
あなたの代わりにコーチングの良さを
話してもらうことです。

いわば、あなたは紹介したくなる
コーチになる必要があります。

コーチングを紹介したいのではなく
あなたのコーチングを紹介したいという
状態です。

そこがゴールです。

 
しかし、そのベースに
信頼関係がある前提なので
まずは信頼関係のある2人に
期待を超える満足を提供することです。

 

まずは、2人頑張っては
いかがでしょうか。

 
2人から2人紹介を受ければ
一気に6人になります。

2乗で増えるイメージです。
保険の営業に近い発想ですね。

 
ここが、コーチが事業主として
乗り越える壁です。

 
そして、3人くらい実績がでれば
SNSなどでも発信をしていけば
いいかと思います。

 
それは、苦手、、、とか
それがやりたくないという
言葉が出てきた人います?

 
それがあなたの過去の自分が
発する言葉です。

 
未来の成功している自分は
どんな言葉を発しそうですか?

その言葉を発してください。
いわば、セルフトークマネジメントです。
 

一人では乗り越えられない人は
コーチと乗り越えましょう。

 
自分のビリーフ(信念)を変えないと
新しい行動はうまれません。
 

繰り返しになりますが
ノウハウだけを知っても出来ないのは
そこがあるからですね。
 
 
 
改めてクライアントに
経験してもらうことをまずは自分が
体験してみてください。

そして、どんな感情になるか
どうすればその感情が変化するのか?
感じて言葉にしてみてください。

文字にすると尚いいと思います。
 

さて、まとめです。
100時間の壁を乗り越えるために、

 
・ビジョンに向ってチャレンジする
リスクを取る

・無形で不安定なコーチングのサービスに
お金を払う(覚悟を決める体験)

・有料クライアントとしての
価値を感じる体験をし
どうすれば人に勧めたくなるか考える

 
 
では、今日の問いは
 
「人に勧めたくなるコーチになるために
 私が変わらなければならないことは?」
 

2023年も1/5(20%)が経過しました。

今年の目標は20%以上
達成していますか?
 

では、また
 
柴山甲子朗

コラムを執筆したコーチ

柴山 甲子朗 柴山 甲子朗
しばやま こうしろう

役職・所属等

一般社団法人 東京コーチング協会 運営委員
アビリタ株式会社 代表取締役

資格

国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ
東京コーチング協会認定プロフェッショナルコーチ(TCAPC)
㈱ビジネスコーチ パートナーエグゼクティブコーチ

プロフィール・メッセージ

◇プロフィール◇ 岐阜大学工学部機械工学科卒 日本ガイシ(株)にてマイクロセラミックスの開発 その後リクルートグループにて、人材領域の営業、管理部門、コンサルを経て 2018年アビリタ株式会社を設立、現在に至る。 現在の […]